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【後編】種プロジェクト発起人!丹羽尚彦さんインタビュー

▼前編はこちら

こんにちは!立教大学井門ゼミです。
後編では、種プロジェクトのこれからについてレポートしていきます!

観光学部生の就活についてもちょっぴり触れておりますので、
ぜひ最後までご覧ください☺️

それではいってみましょう〜〜!

ー 種プロジェクトの最終的な目標や今後の展開の展開を教えてください

目標はね、残念ながらないんですよね。
前編にもある通り、誰かの役に立っている間は続けようと思うし、役に立たないと思ったら辞めようかなっていう感じでした。

今後の展開としては、「前払い」という仕組みが盛り上がっていけば面白いことがあるかもなと思っています。
平時の状態になったらあまり関心を寄せてもらえないのはなんとなく分かっているんだけどね。

否定するわけではないんだけど、大手予約サイトの場合、宿にお金が振り込まれるのは後払いなんです。
宿は常に現金が入ってくると上手く回ると言われているんだけど、後払いになると厳しい面が出てくる。不足したら銀行に借りなきゃだめ。

逆に、前払いは宿にとって非常に有難い仕組みなので、これを何か上手いことできないかなっていうのは今ちょっと考えています。

ー これからの旅館に何を期待していますか?


一番苦手な質問だ(笑)
あんまり未来を見越して、みたいな部分は割とへたくそな人間で、今あるもので「これが面白そうだな」ぐらいの人間なんですね。
だから、正直僕はそこにあまり考えを持っていないです。

どっちかといったら、今あの辺の宿に行ったら面白そうだなぁっていう割とライトな感じで考えています。

そういう意味ではゲストハウスはやっぱり面白いなって思うのと、
あとは自炊湯治みたいな、2〜3泊で本当に体に必要なものだけを食べてゆっくりする、みたいなことに興味がありますね~。


ところで皆さんは、就職活動でどういう分野を見ているんですか?

ー 観光学部だからと言って観光業界に行く学生は多くないんです。
というのも観光学部の特色として、様々な業界の視点から観光を学べる裾野の広さがあるので、
金融、IT、メーカーなど学生によって幅広く見ています。

面白いですね〜!よくわかりました。

ー コロナ禍を経て、今後国内観光はどう変化すると思いますか?

インバウンドはかなり見直されてくるだろうなっていう気がしますね。

これまでは京都に行っても、「本当に日本なの?」と思うくらい外国人の方でいっぱいで、多くが外国人を対象にした商売に代わっていますよね。
良い悪いは価値判断しないつもりではいるんですけども。

でもコロナ禍を経て、インバウンドは大分要領が変わってくるんじゃないかと考えた時に、やっぱり日本人が動いてくれなきゃ困る。
そう思った時に初めて、
「日本の魅力ってどういうことなんだろう」という部分が見直されていくだろうと思います。

たぶん日本各地に眠っている魅力的な資源がまだまだあると思います。
地元の人がそれをどんどん掘り起こして、こんな良いものがあったんだって見つけてほしいですね。

教科書的な回答になってしまいましたが、そんな感じですわ。

ー 質問は以上です。ありがとうございました!!!

めっちゃ楽しかったです。ありがとうございます!

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以上、種プロジェクト発起人である丹羽さんのインタビューでした!
いかがだったでしょうか?

私自身印象的だったのは、お金よりも「必ず泊まりに行きますよ」っていう気持ちや声が宿の支えとなっている事実です。

私は全然お金がないので金銭面での支援はほとんどできませんが、
気持ちや想いでの支援はできます。

思いやりの輪を私たちから広げられたら良いなと思っているので、
これからも私たちを見守っていただけると嬉しいです!

これからどんどん投稿していきますので、
楽しみにしていてくださいね^^

最後までご覧頂きありがとうございました!