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空見上げる朝

昨日の朝、空を見上げると、気球が飛んでいた。
うちの方では、わりとよくある風景である。

気球から、下界を見下ろす人がいて、
下界から、気球を見上げる人がいる。

私から見たら、気球は空の一部になっていたし、
気球から見たら、私は、小さな点にすらなっていなかったに違いない。

すっかり凍ってしまった車のフロントガラスを
エアコン全開にして、溶けるのを待ちながら、
私は、遅刻しないか焦りながらも、流暢にそんなことを考えていたのである。

ちなみに、私は、寒いのは苦手なのだが、
そのくせ、冬になると、北海道に行きたくなる癖がある。
なぜなら、深深と雪が降る夜の雰囲気と、降り積もった雪を見るのが好きだからだ。

隠された私の冬生まれながらの性なのかもしれない 笑。

と、話は変わって、来月の15日までにレポートを3つ作成したいのに、まったく取りかかる気になれず、焦っている。

とりあえず、テキストは先月から、ベッドに入ってから読もうと枕元に置いてあるのだが、寒さのせいで、ベッドに入るとすぐに暖かい布団に頭から潜ってしまうため、枕元に置いたまま、全く読めていないからだ。

そもそも、ベッドの中で読もうという考えが甘いし、まだ取りかかれていない時点でなめている。

そう、私は、口先だけ女なのだ 笑。

そして、私は言い訳ばかり女でもある 笑。

そんな私は、最近、私の優しさは結局、自分の為だけのものだったことを痛感し、反省している女でもあるのだ。

まぁ、自覚はしていたが、それを日常で痛感する機会がなかっただけなのだ。

私はただ、色々面倒だから、自分のために甘やかしていただけなのである。

本当の優しさとは、その人のためを思って、強く言えることができることだ。

それに、私は、他人に対して、直接、意見や不平不満を言ったことがない。

なぜなら、それは、私はもとから他人に期待してないから、がっかりくることがないだけの話なのである。

そう、私は。
本当は自分のことしか考えれない、とんだナルシストなのである。

それでも、やっぱり私は、良い人間になりたいと思うのだ。

そもそも、そう思うのも、とんだナルシストの性なのかもしれない。

でも私は、ナルシストでも構わないと思っている。

ただ、誰かを思って、本気で注意できる本当の優しさは、いつか持ちたいと思っている。

でも、きっと、それは回り回ってきっと、私のためになってしまうのだろう。

私は、いつまでたっても、ナルシストなままなのだ 笑。

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