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オンライン伊丹坂読書会【テーマ:旅】

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4月から毎月一回参加している、「オンライン伊丹坂読書会」
6月のテーマは「旅」でした!
旅と言えば!温泉ソムリエとして、この本を読んでご紹介しました。

「温泉失格」飯塚玲児さんの本です!

飯塚玲児さんは、「旅行読売」元編集長。温泉ソムリエアンバサダー、紀行作家、写真家、温泉ライター、温泉観光士、高齢者入浴アドバイザー協会認定講師、温泉入浴指導員、日本酒ナビゲーターなどご活躍されています。

わたしは、2017年3月に、オンラインで「温泉ソムリエ」の資格を取りました。
同年6月に一泊二日の草津温泉に泊まる温泉ソムリエセミナーに参加。
懇親会で、飯塚玲児さんにお会いして本を購入、サインもいただきました。
その時は、読んでなくて、この「読書会でテーマが旅」と聞いてピンときて読んでみました。
詳しくは↓↓↓
https://yumelog.com/onsen20200620/

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ほかの皆さんの本と感想

このオンライン読書会の楽しさ、醍醐味は、
・誰が何を選ぶかわからない
・どんな感想をお話しされるか、わからない
ことです。

今まで「かぶった」とこをを見たことがないのですが、皆さん考えて選んでいるようです。わたし自身、まったく「読書」をしていないので、毎回勉強になります!ありがたいです。

▶かこさとしさん絵本「かわ」
絵の中に、いろいろな情報があって、見つけるのが楽しくなる絵本。
日本にある実在の川ではなく、雪解け水から出来た川~というもの。
川が汚染されているというくだりは、なくなった。
ちょっと昔?な女の子と男の子の髪形の絵の表紙。

▶プロ野球と鉄道 田中正恭
新幹線開業で大きく変わったプロ野球
昔は、鉄道を持っていた球団も多かった。
当時の夜行列車で移動する歴史など書いてある。

▶JR私鉄全線乗りつぶし地図帳 JTBムック
白地図に、沿線と駅名が書いてあり、制覇すると色が濡れる。
JTBが出しているムック本。
出張など鉄道で移動するのが楽しみ。

▶ときどき旅にでるカフェ 近藤史恵
一か月外国に修行に出て、食べた美味しいスイーツの短編。
最後まで読むと、つながっているのが、わかる。
こんな食べ物あるの?と驚くようなものも。
外出できない、というのが、とても辛かった、この数か月。
外出できないけど、美味しそうなスイーツの本を読んで食べた気になった。

▶ドライブイン探訪 橋本倫史
若い著者が、ドライブインが気になって全国20数か所取材する。
家族の物語と時代背景、歴史がわかる。3回行って、3回目で色々話を伺い、当時の資料などきちんと調べて丁寧に載せている。
淡々と感情を出さない書き方で不思議で面白い。
(同じ著者:市場界隈 橋本倫史)

▶コンニャク屋漂流記 星野博美
房州のある地域は、苗字が一緒なので屋号で呼び合う。
屋号が「コンニャク屋」。家族の歴史をたどってみると、
もともと紀州の阿波から魚を追って房州に流れ着いてきた!紀伊半島の勝浦など。家族が旅した歴史

旅したくなりました!

参加者の方が「旅と旅行って違うよね!旅したい」とおっしゃってました。

考えると、「旅行」は、行先、工程が決まってる感じがします。
「旅する」だと、大雑把には決まってるけど、目的も内容も自由に行き当たりばったり、その時ご縁があれば、つながる、広がる感じです。

今回、「温泉失格」の本をご紹介したら
「温泉行きたくなりました」というお声や「オススメの温泉ありますか?」
など聞かれました。

温泉ソムリエの一員としましては、旅できる方は、ぜひ、旅に行ってください。
行ける方は、ぜひ温泉に入って、手足を伸ばして、身体と心をリフレッシュ、リラックスしてくださいね!

温泉は、グルメと同じ。
湯♨に入ってみなければ、わかりません。
そのお湯も、地球から湧き出た自然のものなので、時間や昼夜、天気や環境で、全然違う、日々刻一刻と変わる、同じということが無いものなのです。

ご自身の素の肌感覚を、大切に。
好きだなあと思える温泉を、ひとつでもふたつでも、お気に入りと出会えるのを願っています。

旅に出て、温泉つかり、「ありがとう」

旅先の人や自然(温泉含め)との出会いと、ご自身のご家族と、ご健康。
そして自分自身に「ありがとう」とねぎらって!♨😊

温泉ソムリエアンバサダーの飯塚玲児さん、素敵なご本を、ありがとうございました!

テーマ「城」の感想は⬇️

----KATARIB.org 21st July 2020 Chiyoko's column No.209-----




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