リストラの起きている企業の特徴をまとめてみたらものすごく当たり前の結論になってしまった話

どうもコージです!
私は、毎日決算書を読んで企業の未来を妄想しています。
そんな私が決算書の中で面白かったポイント、未来への妄想ポイントを説明しています。

最近は決算を読んでいても新型コロナの影響もあり業績悪化する企業も多く早期退職の募集やリストラを行うといった話が出てくるケースが増え始めました。

そんな中でリストラが起きるのではないかと心配な方も多いかもしれませんし、個人的に気になったという事もあり、リストラの起きている企業にはどのような傾向があるのかについて特徴をまとめてみました。

このnoteでもいくつか早期退職について考えてみた記事を書いていますのでよろしければどうぞ

ちなみに先に結論から言うと、早期退職の起きている企業の特徴を今から4つ出していきますが「そりゃそう」とか「知ってた」っていう結論になりますという事だけ先にいっていおきます。

私も気付いたら「これ当たり前じゃね?」ってなっていました。
なのでなにか目新しい事や凄い発見について話すわけではない点はご容赦下さい。

それでは早期退職が起きる企業の特徴が大まかに4つほどどうぞ

①新型コロナの影響が出る以前から業績が悪化していて、コロナでさらに業績は悪化している

コロナがあって一時的に業績が悪化してしまった企業ではなくそれ以前から業績が悪化していた企業が多いです。

ただし航空会社や旅行代理店のような、新型コロナの影響が大きすぎたところは例外的です。

②主要事業の市場が縮小、もしくは飽和している

①に通じる内容ですが、やっている事業の業績が悪化した要因として市場自体が悪化している傾向にあるところが多いですね。
単純に言ってしまえば市場自体が悪化しているので業績の回復が見込めなくなっていて、コストカットと規模を縮小しながら利益を出せる体質への変化を狙っている事が多いです。

③事業のポートフォリオが1分野、もしくはリアルに集中している。

それこそ伸びているオンラインの事業なんかにポジションを取れていないので、リアルの方で余剰となった人員を回すことが出来ないという事です。

逆に伸びている事業も持っているところは、早期退職を行わなくてもそちらへ人員を回せたりするという事ですね。

④財務状況は悪いとは限らない

4つの特徴などといっておきながら、なんと最後は特徴ですらないです。
これは唯一意外なポイントかもしれません、実は財務状況は悪くないというケースも結構あります。

業績悪化、回復の見通しが立たない中で次の投資余力がある内に早めに手を打っておこうという事ですね。

という事で改めて、早期退職が起こっている企業の特徴をまとめてみると①新型コロナ以前から業績が悪化していて、新型コロナの影響でさらに業績が悪化している②業績悪化の要因としては市場の悪化も大きい③事業のポートフォリオがリアルに寄っている④財務状況は悪いとは限らない

という事でここまで見たみなさんの感想は分かります「知ってた」これですよね。
私もこの4つが出てきた時には「これは知ってた」と独り言を言っています。

ですけれども、当たり前のことが当たり前に起きているという事は改めて認識しておいた方がいいかもしれませんね。

上場企業にかかわらず、同じような状況にある会社ではリストラが起きるかもしれませんから、そのための準備をしておくことは必要でしょう。

という事で今回は早期退職が起きている企業をまとめてみたら、当たり前の結論になったという話でした。

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