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【DeNA】22年3月期 第1四半期決算

こんにちは、イジローです。

DeNAが2022年3月期の第1四半期決算の期末決算を発表しました。

決算数値

<実績値 ()内は四季報の年度予想>
売上   34,054 (138,000)百万円
営業利益 5,471 (17,000)百万円
当期利益 14,641 (18,000)百万円

DeNAはIFRSなので、経常利益はありません。

売上は進捗悪め。営業利益以下は調子良しです。主にウマ娘効果で持分法による投資損益が94億円計上されています。

決算分析

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QonQでは売上横ばいですが、増益です。ウマ娘とMOV(GO)増資のお陰で持分法投資利益がぶっ飛びました(前4Q 21億円→当1Q 94億円)。

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セグメント別にみると、ゲーム事業の落ち込みが激しめです。今回の決算に含まれていない中国の影響も出てくると思うので、悩みどころ。Pocochaのライブストリーミング事業は順調に成長しています。

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ゲーム事業は国内アプリも海外アプリも厳しい状況です。

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ゲームのパイプラインです。

ダイの大冒険は好きですが、あまり流行る気がしません。キャプ翼は中国のゲーム制限強化の影響がありそうです

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ライブストリーミングは再加速しました。ゲームに比べて順調ですね。

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スポーツ事業は意外にも回復傾向にあります。

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借入200億円を含めて現預金残高は830億円です。差し引くと約630億円。

その他の長期金融資産には任天堂株式1,759千株が含まれています。

任天堂の現在(8/7)の株価が52,410円なので、922億円の価値です。

現預金と合計すると1,550億円程度。持分法投資にはCygamesも含まれていてプロ野球の球団も持っています。

一方で、手許計算で本日の時価総額は2,850億円(株価1,983円)。事業価値が1,300億円程度の計算。

Pocochaなどのビジネスにどの程度期待ができるかですね。

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