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他人軸で生きる子どもたち 中高大生哲学対話教室

この夏に中高大生向けの哲学対話教室を行いました。東京と神奈川の2ヶ所で行い、14歳から20歳までの延べ24名が参加してくれました。対話内容は転々と変わっていくこともあれば、一つのことをじっくり話すこともありました。

先日の神奈川回は「褒められることは嬉しいか」「自分軸で生きること、他者軸で生きること」についてじっくり話しましたが、僕を含めて14人中12人が他人軸で生きている、と。

中には「人生の転機があり、他者軸で生きることから自分軸で生きることに変わった」という子もいて、そのきっかけも非常に面白かったです。その子の語る様子は今日の夜からリールでアップしています。

中2で参加した子は最後の感想で「みんなは自分軸や他人軸のどちらかで議論しているけれど、僕はそんなことは気にしない。自分が楽しいと思うことをやっているだけ」という強烈な一言を発し、高校生、大学生を驚かせていました。つまり「自分軸か他人軸か」を気にしている時点で、その基準を見て生きているので自分軸で生きていることにはならないということです。すごい!

「こういう場が欲しかった」「本気で議論する場がもっとあればいい」「またやってほしい」という声が多かったので、次の帰国時も開催しようと思います。

#哲学対話 #教育



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