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緊張もプラスに

2019年12月7日(土)狛江 泉の森ホール
こっころクリスマス2019

結成15年目の冬
リコーダーアンサンブルこっころのクリスマスコンサートは、2013年から始めました。春のコンサートは、2010年に初めてやって、2012年から年1で続けてきました。年2回ホールを借りると若干優遇されるということもあり、春とクリスマスに開催。目標があると頑張れる。歳は、20代~40代だったけど、40代~60代になったわたしたち。

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①日本の四季 秋冬メドレー:里の秋~もみじ~たき火~雪~冬景色
 2015年から繰り返し演奏している大好きな日本の名曲メドレー
 全部歌えますか?もみじは碓氷峠。たき火は、中野区がモデル。

②シルバーベル
 ボブ・ホープが詐欺師を演じた映画。借金を返すために、偽のサンタになってクリスマスの街角でいんちき募金を稼ぐという設定。もちろん、平和の精神と人の善意が主人公をまっとうにさせ、クリスマスイブのクライマックスへと導く。この映画は都会のクリスマスキャロル『シルバー・ベル』をホープとマリリン・マックスウェルが歌う場面がもっともよく知られている。
 ベンリンを3回鳴らしてから奏でたのは、今回が初めて。

③パッヘルベルのカノン
 ドイツの作曲家ヨハン・パッヘルベルがバロック時代中頃の1680年付近に作曲したカノン様式の作品。カノン様式とは、同じ旋律を異なる視点から奏でること。よく知られている曲でいうと、かえるのうたがそれのようです。

④クリスマスドリーム
 飼い葉おけにすやすやと~ホワイトクリスマス~ジングルベル~もろびとこぞりて~ああベツレヘムよ~きよしこの夜~We wish a Merry Christmas
 リコーダーアンサンブルにパーカッションをプラスしたハーモニーがわたしたちらしさを出している。年1で演奏しているこのメドレー。パーカッションは、オリジナルでつけていて、今年は初めてワンカップの瓶を使ってベルの音を表現したり、スープの空き缶を叩いたり、100円のおもちゃなども登場。

⑤すばらしい Holy Night
 クリスマスコンサートでは、こっころ伴奏にお客様がクリスマス曲を歌うというコーナーを過去にやってきましたが、今回はわたしが歌いました。クリスチャンの友人のギター伴奏で。
 羊飼い達に届いた天使の知らせは、この上ない喜びでした。待ち望んでいた救い主の誕生を知り、馬小屋へ急ぎます。そして祈りました。わたしたちのためにお生まれになったお祝いの祈り。今年も、ひとりでも多くの人々が、クリスマスの喜びに包まれますように。

⑥ヴィヴァルディ 調和の霊感 作品3 第6番より
 年2回、春とクリスマスは、クラシックの少し難しい曲に挑むという課題に取り組んでいます。今年は、この曲。短調の曲って落ち着きますよね。わたし以外のメンバーは初めて聴く曲という点が、大切。楽譜と曲とよく向き合いました。

⑦ひいらぎとつた( The holly and the ivy )
 18世紀初頭から伝わるイギリスの伝統的なクリスマスキャロル。高さの異なる笛が同じ旋律を奏でるところから展開していくハーモニーが、まるで、ひいらぎとツタがきれいに壁を這っている感じが伝わるアレンジ。

⑧牧人ひつじを
 16世紀頃から存在するイギリスのクリスマスキャロル。羊飼い達が羊の群れの番をしていたその夜に、空から神の使いが現れるシーンを、イングランド西部地方に伝わる旋律で描かれている。
 ゆっくりなテンポで厳かに奏で、後半は、ベツレヘムの星をみつけ、星に導かれ、救い主の元に喜びをもって急ぐ感じを音で表現しました。

⑨チビ笛メドレー:メリークリスマス~そりすべり~ひいらぎかざろう
 栗コーダーカルテットのアレンジで楽しい曲。アルトから上の4種類で奏でます。クライネソプラニーノ、ソプラニーノ、ソプラノ、アルト。これは毎回盛り上がります。

アンコール : リトルドラマーボーイ
 オリジナルの歌詞は4番まであり、その内容は貧しい生まれの男の子が東方の三博士に呼ばれてベツレヘムへ行き、「お金がないので贈り物はできない」とマリアの許しを得て、生まれたばかりのイエスの前でドラムをたたいたら、イエスが微笑んでいたというもの。ドラムの音が「パ・ラパパンパン」と繰り返されるのが印象的。
 去年までは、タンバリンを太鼓変わりに叩いて表現していたが、あえて手で叩くジャンベを今回使用。小ぶりなので少し音が高いのも面白かった。後半は、スレーベルも加えて華やかに終えた。

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休憩を挟む2部構成のコンサート。2部が始まる数分前から、メンバー紹介と楽器紹介をしている。MC担当も毎回代わる。プログラムの裏面に載せているメンバー紹介欄には、パート、星座、の他に、テーマを決めた質問があり、今回は、冬の夜に食べたいものは?だった。これを用いたメンバー紹介にしたMC担当のむちゃぶりにどぎまぎした時間もあり大盛り上がり。

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ギターを弾いて、当日のリハで、アンコール曲にスレーベルも入れてくれたまりこちゃんに、こっころみんなからお礼のお菓子とお茶を渡しました。クリスマスらしい絵を添えて。

わたしの歌を久々に聴いてくれた教会の姉妹が、次の日に、涙が出たのよ、本当にいい顔で賛美していたものだから。と嬉しい感想を届けてくれました。こっころを初めて聴いてくださるお客様が多く来るということ、クリスマスの喜びを少しでも分かち合いたいなあという気持ちで、にっこり緊張もプラスに☆彡



来年は15周年記念コンサートです。

2020年4月11日(土)こっころスプリング2020
2020年12月12日(土)こっころクリスマス2020

いずれも、狛江 泉の森ホールで奏でます。

開場 14:45 / 開演 15:00 終演 16:00(予定)
入退場フリー