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うんしゅうみかんの自給率

「うんしゅうみかん」、国内生産100%だそうです(2020年)

地元湯河原産は無人販売所でも売っていて一袋200円。
ひなさんの同級生が愛媛でみかんを栽培しているので(Iターンの農家)、愛媛産もよく食べています。表紙の写真は「愛媛産極早生」の「訳あり」。ほんの少し傷があっても「訳あり」で、出荷出来ないそうです。中身は全然問題なく、しかも、傷ありって「木の外側」に成っていることが多いので、日当たりがよくて、実は甘かったりします。もったいないなあ。私、うんしゅうみかんに関しては「一生訳あり食べる」でOKです。

日本は「食糧自給率」が低い、と言われて久しいですが、「品目別の自給率」(重量ベース)で見ると、何でも低いわけではありません。

https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/zikyu_ritu/attach/pdf/panfu1-7.pdf

米97% 3%は加工用が多いのかも。
いも類73%と野菜80%も意外に高いな。
けれど肥料の「窒素リン酸カリ」は輸入が多いのでは?

海藻類70%。安いわかめや海苔は輸入品を見る。でも70%は国産か。まあそうだろうな、海のない県って群馬県、栃木県、埼玉県、長野県、岐阜県、滋賀県、奈良県……ところが「長野県にはノリがある!」
わずかですが「川ノリ」が小川に自生しています。実物見ました。食べました。海苔の味がしました。他の県にもあるのかも。

大豆6%。これは辛いな。豆腐とか納豆とか、大豆がないと困る。製油用・飼料用を差し引くともう少し高いらしい。

魚介類57%。これもなあ、漁に出るためには漁船のエンジンに給油しないといけないので……

小麦15%。意外に高いな。国産小麦の麺とかパンって、確かに見かける。

果実38%。でも輸入物の青果いちごって見たこと無いですし、りんごも青果は青森か長野。缶詰用とか加工用の果物の輸入率が高いのかも知れない。
輸入オレンジ、輸入レモンとかかな?濃縮果汁還元用の濃縮果汁って、この統計に入っているのでしょうか?レモンというと「アメリカ産」というイメージがありますが、こないだ業務スーパーで「インド産レモン濃縮果汁還元」という果汁を見ました。インドでも作っていたとは。

何でこんなことを調べたのかというと、「もし日本円が暴落して輸入食品が高騰したときに、現実的に私は何を食べられるのか?」。
米や野菜は国産率高そうですが、窒素リン酸カリを輸入しているとなると、生産量の減少は避けられないと思います。割高になるだろうな。大豆も厳しいな。納豆食べられなくなるの辛いな。魚介類も、船の燃料がー。

ワカメだけは何とか採れそう。船が1人乗りということで、エンジンが小さそうなので。

ところで、米国CPIでインフレが収束傾向→米国の金利上昇速度が落ちそう(まだ金利下落という訳ではなさそう)→ドル爆下げ・1ドル140円割れ。
去年の今頃は115円くらいで、先月150円突破。
ところが今(2022/11/11 22:58 JST)139.5400円……
電気代とか、少し安くして欲しいです。

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