見出し画像

ネパールスタディツアーに参加して③

バンコクにて 

 3月7日(金)16時半頃、バンコク国際空港に着いた。 政情不安と言われていたが、空港ではそういう雰囲気は感じなかった。でも暑い。今朝は苫小牧の実家から雪を見ながら千歳空港に来たのに、夕方は30度のバンコクにいるなんて。ホテルの車が迎えにきており、90キロ近いスピードでバンコク郊外のホテルにあっという間に到着。正直な気持ちだが「ついに日本を離れたんだ」とバンコクの夕日を眺めながらそう思った。

 時間も19時くらいになっていたため、参加者皆で夕食をとることになった。皆でタイ料理を満喫。

 その後、ディリップと安田先生と3人でお酒を飲みながら語る。ディリップは、今回のようなツアーは実質2回目であること、自分の故郷であるポカラに皆が来てくれて本当に嬉しいということを語ってくれた。安田先生も実に気さくに接してくださり、異国ということもあったのか、私も非常に開放的な気持ちになり、楽しく語って(騒いで?)いた。 明日にはカトマンズを経由して、空路でポカラに入る。とてもワクワクする自分がいた。 

 考えてみると、家族からはなれて、実質7泊もする旅行に行ったのはいつぶりだろうか。 平成14年に北海道警察技術吏員(少年心理専門官)を拝命し、その後5年間の在職時に、2週間北海道警察学校での主任研修に参加した。このときは、確か1週目の金曜日の夜に自宅に帰り、日曜日の夕方に警察学校に戻ったので、連続して宿泊したのは前半4泊、後半5泊だったと思う。その後、関東管区警察学校に2回、仙台の東北管区警察学校に1回入校しているが、いずれも1週間(5泊)だったと思うので、やはり1週間ほど家を空けるのは久しぶりで、おそらく10年くらいぶりである。 

 明日は、ディリップの愛すべき故郷であるネパールに行けると思うと、高揚する自分がいた。  

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?