お前らは絶望的に高専に向いてないから普通校にたんぽぽを載せる仕事でもしてろ

パクリ、かつタイトル詐欺。救いようがないね。
どうも、noteでは初めまして。そーとくといいます。
東京高専に通う3年生です。
今回は、そろそろ高専受験の推薦が終わり、一般の時期なのでこういう記事を書こうかなって思いました。
嘘です。なんとなくです。
あとこの記事は東京高専の中で僕が感じた事を書いてるだけなので、完全に独断と偏見です。真に受けないでくださいね。
あと勢いで小一時間で書いたのでくっそ読みにくいですし、主張もいまいちわかりにくいかも知れません。
あと、「あと」という単語が頻出します、読みにくいということです。

まぁ、グダグダ前置きしても仕方ないので本題入ります。

高専って?

ググりましょう。そんな事も調べられない貴方は本当に高専に向いていません。おめでとうございます、以下は読み飛ばして頂いて結構です。

高専に絶望的に向いてないお前らとお前らに絶望的に向いてない高専と

高専に絶望的に向いてないお前ら、と言ったものの、もちろんこの記事を読んでる全員が全員高専が向いてないとは思ってないです。本当です。
じゃあ一体どう言った人が向いてないのか、個人的に思う事を列記していきます。

1.ものづくりが好きで、最新の技術が勉強したくてたまらない!
2.ものづくりは特に興味ないけど、大学進学とか有利って聞くから入りたい
3.なんとなく入りたい
4.成績がちょうどいい感じだったから入りたい
5.近いから入りたい

こんな感じっすかね。
2〜5は兎も角として1が向いてないのは何で???って思う人は多いと思います。これは答えるのは簡単で、でも高専の実態を深く説明しないと理解しにくいと思うんですが、簡単に言いますと
高専、別に最新技術とかやんねえから
これに尽きますね、本当に。

入学時とか学校説明会で皆さんすごく聞こえのいい説明を聞かされると思います。
最高の設備で最新の技術が学べるとか、社会の先端で活躍するエンジニアとか。
実際どうかと言えば型落ちっぽいビミョーな計測機器の類(壊れかけのもある)とかビミョーなスペックで外部ソフトも入れられないPC(情報工学科はさすがに除く)とか、化石みたいな技術をさも一生使う事になるかのように説明する教員とか。今どきVBAとか書かねえから。アセンブラも書く機会ほぼ無いし、そっから学ぶコストかけるくらいならArduinoでもやれ。
あとこれは宗教論かもしれんが個人的には初学者にC言語からやらせるなとも思う。基礎の基礎っちゃ基礎だけど学問寄りだし、それ書いてて楽しいの…?まあこれは置いておこう。

んで、高専の特徴と言ってもいい実験レポート、教員が「社会に出た時にレポートを書く力が…」とか有り難そうに言って聞かせてくれる実験レポート

「形式は?」
「手書きです。」
いやなんでだよ。社会に出た時に資料書く力がいるって言うのはまだ理解が及ぶが手書きで書けなくていいだろ、せめてWord、エンジニアならLaTeXとかマークダウン使わせた方が明らかに社会に出た時に役に立つだろ。(てかnoteってマークダウン使えないの?使いたい。)

と、言うように高専教育って結局のところ古く矛盾まみれで実践力がつくかと言えばそうでも無いっていう何ともビミョーな教育システムだと僕は思うんです。

「でも高専で強い人たちってチラホラいるじゃん」

それはもちろんそうで、僕もそう思いますが別にそれ高専だからじゃねえからな?
彼らは自分の力で学習なり努力なりしたか、あるいは生まれつき天才で、兎も角我々とはあまりにもかけはなれた言わばフリーザ様であって、平凡な地球人である我々が高専に入った途端に自動的に肩を並べられるとか思っちゃいけません。
できる人は高専とか関係なしにできるんです 。(それはそう)

んで、ここの教員はそういう人達を教えるのに絶望的に向いてません(全員ではないかもしれない)。
だって最新技術とか教えるためにここいる訳じゃないから。
意識高い教員は授業は軽めにやって研究に集中したいしね。
なのでそういった人達は逆に満足できない環境なのかなあとは思います。別に僕自身は強いひとじゃないんで思うだけですが。

2〜5、お前らは悪い事は言わないから本当に高専はやめろ、まじで。お前らがいていい場所じゃないって。
別に最新技術教わらないけど普通に専門のお勉強をする学校なので、特に興味ない人たちはマジで論外です。いても辛いだけ。虚無オブザ虚無。
普通校に言ってウェイソイヤな毎日を過ごした方が100万倍有意義です。

高専って行く価値ねえの?

ちなみに言っとくと僕は高専が嫌いじゃなくて、どちらかといえば好きです。本当です。
散々文句言いましたが、それでも個人的には高専は人によっては全然行く価値アリだと思います。
ボロくそいいましたが、まあ測定機器の類は普通校にはないですし。最新設備も自分から声掛けてけば使わせてくれなくもないです(とてつもなくめんどくさかったりしますが、無料はでかい)
あとやっぱり1番は人ですね。
前評判と実態はさて置き、高専には普通校よりはものづくりや技術に興味ある人が多いわけで、そういう人達と関わって自主的に技術を身につけられればそれなりに有意義な生活が送れるんじゃないかなと思ってます。
高専入って1番学んだことは自主性という言葉の大切さ、と言うくらい自主的に動くの大事。

高専に入ってしまった俺達は

高専にもう入ってしまって、今更辞める訳にも行かないって人たちもいると思います。
そんな俺達はどうすればいいんでしょう?絶望と倦怠の海に沈みながら卒業までの単位回収ゲームを虚無にプレイするのか?
まあそれもありっちゃ有りだと思いますが、我々の青春をそんな事に捧げてる訳にはやっぱり行かないので、与えられた環境をより有意義に過ごさないといけないと思います。
幸いな事に、高専機構側から与えられるだけだと虚無でも、高専生サイドは自主的に有意義なムーブメントを作ろうとする人が多くて。それに乗っからせてもらったりするのは大いに有りです。

大きな例だと高専カンファレンスとか言うやつですね。
特に部活とかやってなくてコンテストにも出ない虚無虚無高専生の貴方は一度行ってみるといいと思います。強い高専生達がめちゃくちゃ楽しそうに強そうな事を発表してくれて驚きます。そういう高専生と繋がっとくと、よわよわ高専生である我々はモチベーションも分けて貰えますし、わからないことがあった時に聞きやすい環境が作れると思います。
あと最近だと高専カンファレンスの他に新しいムーブメントがあるようで…?
まあそちらはまた高専の界隈をチェックしてればおいおいわかると思います。

まあ、別に他高専と無理に繋がる必要も無くて、探せば学内でも見つかると思います、そういう人達は。
ただ、そういうイベントに顔出すとより見つけやすいよってだけです。

まとめ(?)

高専って、ただ与えられる為に行くと確実に失敗します。そういう学校です。
なんだかんだ卒業すれば学校が勧めてくれるとこに就職してそれなりに安泰の人生は送れるかもですが、自分で動けなければ、少なくとも入学前に皆さんが思い描いていた/いる、最新設備と技術を使いこなしてクールなものづくりをするみたいなのにはなれないです。
そういうの期待してる皆さんは絶望的に高専向いてないので大人しく普通校にたんぽぽ載せる仕事でもしましょう。普通校にたんぽぽ載せる仕事ってなんだ?
既に高専入っちゃった俺達は、現状を嘆いても仕方ないので、せめて今ある環境を最大限利用して自主的に行動していきましょう。

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