楽食探訪:あの「ルタオ」の王道を外し、ロールケーキを食す。
チーズケーキの最高峰「ドゥーブルフロマージュ」
を生み出す洋菓子メーカー「ルタオ」。
私がダントツ1位に推すチーズケーキを作るメーカーは、
他にどんな商品を出しているのだろう。
「ジャージーミルクロール」。
ロールケーキを試してみた。
冷凍で送られて来たものを冷蔵庫で解凍して食べる。
5、6時間を目安にしろと書いていたけど、
4時間ほどで食べることに。
待つことが嫌いなので、仕方がない。
指で押してみたら、
解凍されていたようなので、良しとした。
切り分けて、食べてみた。
ひと口で、美味しいことはわかった。
スポンジ部分は、ちょうど良い解凍だったけど、
中のクリームは、半解凍。
でも、凍っているわけではなく、冷たい程度。
これは、旨いぞ。
スポンジは、玉子の味が濃い。
きめも細やか。
クリームは、ミルク濃い中に、
バタークリームのようなコクがある。
この濃さは、スポンジとの相性が良過ぎる。
なかなか出逢えない味わいだ。
一気に食べたい気もするけど、
クリームが完全に解凍された状態でも食べてみないと、
本来の味はわからない。
なので、後ほど食べることに。
数時間後に食べてみると、おやっ?
美味しいけど、インパクトがない。
クリームが柔らかくなった分、存在感が薄れた。
あっさりしてしまった。
半解凍の方が、強烈な印象を与える。
クリームが口の中に残りやすく、
その味を長く感じることができるからだろう。
これは、何とも言い難い。
本当なら、解凍して食べるものなので、
これが本来の味。
半解凍を知らなければ、普通に美味しいと感じただろう。
でも……。
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