飯川 和彦
男 「ここ、今にいたって思うんですけど。自分が立ってる場所がどういうところなのかってわかってるのかなあって、わからなくなることがあって、でまあ、そういう話です今からするのは。」 男 「そういう話です、というのは、うん。話をしてそれがどう伝わるか、 僕にはわからないわけで。それが表現の自由ってやつと関係あるのかなあと考え始めて、まんまと自分の立場を見失うことになるっていう そういう話です。脱線したように見せかけて実は筋から外れてないみたいな。説得力持たせる話し方ってどんなです
・人物 新（アラタ） 男。童貞。大学四年。 マチ 女。院一年。 久米（クメ） 男。クメ。院二年。 兼森（カネモリ） 男。モネ。院一年。 川畑（カワバタ） 男。バッタ。大学四年。 大学の研究室。 新とマチしかいない。 研究室には、出入り口が一つと、もうひとつ給湯室へと続くドアがある。 しばらく二人は各々の課題に取り組んでいる。 研究内容がうさんくさいので誰も寄り付かない。 学内でも疎まれがちで他の研究室との交流はない。 教授がそもそも人望が薄く、研究
●人物 向野 前田 篠原 向野 「悪趣味だね」 前田 「帰っていい？」 篠原 （笑う） 向野 「ダメ」 前田 「昨日買ったケンタッキーを」 篠原 「はっきりさせたくて」 向野 「ほっとけば良かった」 篠原 「いつまで？」 前田 「冷やしてなくて」 向野 「帰ってくれ」 前田 「いいの？」 篠原 「良くない」 前田 「添加物ゼロで」 向野 「来月には」 篠原 「来週」 前田 「まだダメ？」 篠原 「前田さん」 前田 「あなたも来る？」 向野 「忙しいよ」 篠原 「
登場人物 ・寺本 ・楠田 ・月島 ・松木 楠田がいる。 そこに寺本がやってくる。 寺本「おはようございます。」 楠田「おはよう？」 寺本「え？」 楠田「今何時？」 寺本「今？」 楠田「今。」 寺本「すみません。」 楠田「じゃなくてさ。」 寺本「え」 楠田「何時だと思って」 月島、やってきて。 月島「時間訊いてるんだから。」 寺本「え。なんで」 楠田「いいんだよ。」 寺本「いや関係ないですよね。」 月島「良くはないでしょ。関係ないって何。」 寺本「月島さん。だって」
登場人物 ・上司 ・新任くん 上手側で椅子に座って何やらテレビかラジオを聞いている上司。時々笑う。棚か机があり、その上に写真立てがある。空いた椅子が一つある。 下手には人間（死体）がいる？ある？ 新任の検視官がノックして下手側から入ってくる。 新任「今日から着任しました検視官の○○です。よろしくお願いします。」 上司「やあ。よろしく、わたしは××。まあそんなに固くならずに、そこに掛けてゆっくりしていてくれ。コーヒーの一つも出せずに申し訳ないがね。」 新任「いえ、失礼しま
この度、職場からシクラメンを頂きまして。 イベントで飾られていたお花の処分に困っていたようで「持っていきたい方はどうぞ」とのこと。 お花を育てたこともないけれど、せっかくだからおひとつ頂こうかしらと頂いた、白いシクラメン。 上の写真は頂いていきたばかりの時のシクラメン。写真横向きだけど、勘弁してね。 さておき、写真ではわからないけども、プラスチックの黒いカップ(ポット？)に入れられているのを家に持って帰ってきたわけなんですが。 どう育てたらいいんだろう。 まず鉢に植え
noteとやらがどうやら流行しているようなので、 流行りに乗ってみた次第です。 何を書くつもりなんだい、という所なんですけど。 好きなこと書いていいと思うんですけど、 ちょっと長めのツイート、みたいな感覚でいいんですかね。 ブログとの線引きが難しいところですが、 やってみようかなというところです。 とりあえず自己紹介と、 noteで何をしていくか、 ぼんやり書いていきましょう。 飯川和彦 平成4年7月11日生まれ B型 石川県出身 東京理科大学中退 趣味として、カ
