初対面の相手との距離のちぢめ方・２。興味を持って「これなに？」。新しい仕事の方法、新しいマナー

2020年11月20日 18:13

コロナ禍でずっとオンラインで会議を重ねてきて、ようやく撮影日を迎えた今回の広告の仕事。大がかりな仕事のため、かかわるスタッフの数も多いし、一流のプロばかり。ただし今回、初めてリアルで会った人たち。

せっかく一流のプロと仕事ができるのだから、一つでも多くのことを学びたい！そんな初対面の人と距離をちぢめるために、何をしたら良いのか？

◆素直に「すごいですね！」と言う

撮影のスタジオには、モデルさんのメイクをする控室があります。私は、モデルさんにメイクをするジャマにならないように、見学をしています。仕事を見ていると、その人がこだわっている点など分かってきます。

そのこだわっている点について、言葉に出してほめます。間違っても「ゴマをする」のではありません！

自分が見ていて「すごいなあ」と感心した点を、素直に「すごいですね～」と言うだけ。シンプルが一番です。

それによって相手も喜んでくれて、その場の笑顔が増えていきます。

控室でモデルさんのメイクが終わったら、カメラの周辺にいて、すぐにメイクを手直しできるように、ウエストポーチに色々なメイク道具を入れています。ご一緒したOさんのウエストポーチがこちら

新品のようにどれもピカピカなのです☆ これが、人をキレイにするプロのメイク道具です。

Oさんいわく「道具はいつも、キレイにふくようにしています」。私たち一般人の何倍もメイク道具を持っていて、どれもピカピカなのです。

改めて、キレイになる秘訣は、自分をキレイにしてくれる道具も、キレイにすることだと思いました。

メイク道具がたくさん入ったウエストポーチを、上からも撮影させて頂きました。よく見ると、ピンクのハート形♡

初めて見たので「これって何ですか？！」と聞いたら「リップライナーで、可愛いでしょ？！」と。これがきっかけで、Oさんとも話が盛り上がりました。

コミュニケーションで大切なのは、興味を持って質問すること。知らないことは、すなおに聞くのが一番です。だって知らないだから、教えてもらえばいいだけ。簡単なことです。

撮影の現場には、こんな感じで机の上に、色々な飲み物やお菓子が置いてあります。これは雑誌の編集者の方が買って、持ってきているのです。

実は、雑誌などのイメージによって、用意されているお菓子や飲み物が違います！ 参加するメンバーの男女比や年齢などによっても。細かい気づかいをして、選ばれているのが分かります。

今回ご一緒した編集＆ライターのIさんいわく「コロナの今は、小分けされているものを意識して選んでいます」とのこと。

今回の撮影は、１０時間くらいスタジオで行われました。持ち場持ち場でそれぞれのプロが、力を出し合って一つの作品を作り上げていく。

ほかの人は気づかないような細かい点をこだわっているから、全員の力が結晶となって素晴らしい仕事ができるんだと思いました。完成が楽しみです！発表できる段階になったら、また報告しますね☆

⏬プロフィール井垣利英（いがきとしえ）☆マナー嫌いだった私が、マナー講師になるまで

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自己紹介

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