エッセンシャルワーカーの課題を考える部 活動報告(2024年度第1回、第2回)
皆さん、こんにちは! ifLinkオープンコミュニティ会員の濱@ISEです。
今回は、エッセンシャルワーカーの課題を考える部の2024年度第1回と第2回をまとめて報告します。
なぜまとめた?
本活動のnote記事を書くことも久しぶりになってしまいましたが、そもそも活動自体が久しぶりだったのです。
というのも、年度が替わって2024年度になり、弊社メンバーも忙しかったり、新規メンバーの募集があったりと落ち着かなかったわけでして。
あっというまに6月も終わりという時期になり(そしてこれを書いているのは8月頭…orz)、本年度第1回は新規メンバーの自己紹介回として実施となりました。
で、自己紹介回だけだとnote記事にはちょっと…ということで第2回の活動と合わせての報告記事となります。
第1回:新規メンバーの自己紹介回
年度も替わって、ifLinkオープンコミュニティのキックオフ(4月実施)で本年度の活動方針を打ち出しました。(部長が)
●現状
課題認識を共有し、仮説に基づくシーズとそのピッチ資料を明文化した。
決選投票では優劣は出ませんでした。3つともイキとします。
●今年の目標
仮説を提案する先を選定し、社会実装に向けた具体的活動をする。
マネタイズはマストとはしないが、狙いにはいきたい(ifLinkとしても重点テーマ)。
★部活の「ステージアップ」を表明★ ←ココ大事
ifLinkのモジュールを徹底的に活用(マネタイズ)する
・既存のifLink商材をつないで事業化に導く
→ifLink商材はifLink名刺、モジュールバンクでわかる範囲で。
・現場を観察・洞察し、本質を見抜く
×:御用聞き(困りごとありませんか?とヒアリングするような)
○:現場の潜在課題を見つけて、解決案をぶつけてみる
その結果、5月末までの新規メンバー募集期間に新たに6名(うち1名は再登録)のメンバーが本活動に参加することになりました。
さらに、弊社からも若手メンバーを中心にメンバーの補充がされたので、活動成果を上げるためにも頑張りたいところです。
まぁ、一方で、年度をまたいだことで、諸事情により参加できなくなったメンバーもいるようですが。。。(残念だけどしかたないね)
活動方針の共有
上記のとおり、キックオフでも提示したのですが、本年度は昨年度のテーマを中心に据え置き、事業化・マネタイズを目標とした活動をします。
ということで、ちょっと昨年度テーマをおさらい
○昨季活動テーマ
フレイル予防:今日できることを明日もできるように
3つの大きな課題
・運動・外出を促す
・やりがいをキープする
・コミュニケーションを増やす
ifLinkオオギリを実施、VPCを書いて部内で投票し、代表3案を選出
ifLink Fes 2024 での活動報告で発表・ポスター掲示
で、これらに対して、「じゃぁどーするの?」となるわけですが。。。
現状の課題として
・提案先が不明確
・マネタイズに向けたVPC(製品)の深堀が足りない
の2点があがりました。
部長が部長会で表明したように「ステージアップ」するために、ifLink商材の提供価値とフレイル予防の体験価値を結びつけることが求められています。
これらをもって、今年度の活動は、次の2点をもって進めていくことになりました。
・アイデアの解像度を高める
・具体的な提案先を見つける
アイデアの解像度を高める
これはほんとそのままの意味で、昨年度作成したVPCはあくまで高齢者向けの内容なので、事業化・マネタイズを考えたときに観点がいろいろと不足しています。
そのために、今度は同じアイデアのVPCを、対象者を提案先(企業か自治体か)に変えて検討します。
さらに、VPCだけではなく、リーンキャンバスを用いてアイデアを可視化していきます。
アイデアだけではなく、社会実装に向けたソリューションサービスの具体化も必要と考えています。
そのためにも、「既存のifLinkモジュールって何があるの?」を事務局に協力していただきながら、実装方法も検討していきます。
具体的な提案先を見つける
これは、それこそifLinkオープンコミュニティの最大の強みであるネットワークを活用して、弊社や部活メンバーだけではつながりのない、でもフレイル予防に興味関心・課題を持っている企業や自治体にあたってみます。
たとえば、昨年末に部活メンバーの伝手で参加させていただいた横浜市介護デジタルハッカソンを契機に、横浜市の政策局の方とお会いする機会をいただきました。
こういった伝手や、コミュニティ会員が持っている伝手(知っている範囲では、千葉、群馬、津山など)を頼らせてもらおうと考えています。
第2回:まだ発散フェーズ
本年度の本活動としてはここからですね。
2点のメイン活動テーマにそってどういう活動をするのか、ということで年間計画を提示しました。
<発散フェーズ> ←イマココ
1.VPC深堀りチームと提案先調査チーム分け
VPC深堀りチームは、前期活動で作成した3つのVPCに対して、提案先を対象としたVPCを作成する
※提案先VPCなので、3つのテーマ・案から外れてもOK
2.既存モジュール調査
ifLinkの既存モジュールを商材として実現案を検討する。
新規開発ではなく、すでにあるものを活用・マネタイズする。
3.提案先の調査・開拓
業界・市場調査をして、提案先のあたりを付ける。
自治体ならどこの部署がよいか
民間と連携した経験のある自治体の方が受け入れられやすいか
など、提案先としての妥当性も検討する
<収束フェーズ>
4.VPC案選定
各テーマで1案にしぼる。
絞る際の観点として、既存モジュールで実現できること、も含める
5.提案資料作成
提案先にもっていくピッチ資料とプレゼン資料を作成する。
状況しだいで、資料の土台はVPCアイデアを出した方にお願いすることもありえる。
6.タッチポイント獲得
提案先の関係構築を並行してはじめる。
ifLink事務局と連携して、タッチポイントを獲得する。
・ルートの紹介
・ピッチの場として、イベントを利用等
メンバーからの紹介も随時募集中。
7.ピッチ・プレゼン
実際に提案を行う。
計画としては、だいたいこんな感じ。
当然、部活メンバーそれぞれの本業もあるので、完全にこのとおりに進むとは思っていませんが、目標としてこれぐらいのスピード感を考えています。
チーム分け
当日の参加メンバーで、VPC深堀りチームと提案先調査チームのどちらに参加するか希望を取りました。
最悪、どちらかに偏ったら弊社メンバーでバランスを取ろうかと考えていたのですが、とくに何かをすることもなくバランスよく分かれたのでほっとしたのはナイショ。
さっそくアイデア出し
MTGは基本オンラインで実施なので、全員でMiro上のボードでアイデアを出し合うことに。
Miroを使うのがはじめて・久しぶりというメンバーが多いので、今回は全員でMiroになれるためにVPC深堀りのアイデアを出してみました。
といっても、僕は一人で自分がもっている情報を提案先調査チームとして書き出していたのですが。。。
グラウンドルールとして次の3点だけは守ってもらうようお願いしています。
・否定しないこと
・積極的に話すこと
・ひとりで話しすぎないこと
Miroを使ったわけですが、何かあったら追記するなど、MTG以外のタイミングでもできるところがいいですね。
次回以降、出てきたアイデアの共有と、それに関するディスカッション、といった感じに活動を回していきたいと思います。
まとめ
新入りさん、いらっしゃ~い! といったところでしょうか。
内容自体は昨年度の続きではありますが、僕らの向いている方向が変わっているので、新しいテーマとみることもできるかと思います。
発散フェーズでは、アイデアに対して否定はしないで、「こんな課題はどーする?」→「こーすればよかろ?」みたいな議論ができるといいな。
新メンバーもはいったので、フレッシュなアイデアが出てくることに期待しましょう。
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