家の資産性について(マンション編)

以前に戸建ての資産性について書きましたが、今回はマンションの資産性について学んだので記事にします。

資産性の観点からマンションをどう選ぶかという話でもあります。

そもそも家の資産性って何だっけ?

資産性の高い家とは、買った時と売る時の差額が少ない物件です。

例えば、4,000万円で買った新築の家を20年後に売ろうとした時に2,000万円で売れたとします。

戸建の場合、20年もすると家は資産価値を失います。言わば2,000万円は、土地の価値のみです。

一方、3,000万円で買った中古の家が20年後に2,000万円で売れたとします。

この場合、差額が▲1,000万円で済む中古の家のほうが資産性が高いと言えます。20年間を1,000万円で住むか、2,000万円で住むか、どちらが賢いかという話です。

※もちろん、これは資産性の観点からの話です。価値観はそれぞれなので、新築に住むことに重きを置くことも全然ありです。

マンションは資産性が高い

マンションでは、3,000万円で買ったマンションが、10年後に3,000万円で売れる何てこともあります。

私の知人は、買ったときより1,000万円高く売れたと喜んでいました。

これは、需要と供給のバランスそして、建物としての価値によるものです。

需要と供給

人気のエリアでは、駅に近く、住むに適した場所には、すでにマンションが建っています。

つまり、築年数がある程度たった3,000万円のマンションは、いつの時点でも(人気のエリア、立地であれば)同じような価格で売れるのです。

供給が限られていて、需要が大きく減らなければ、価格は落ちにくいと言えます。

マンションという建物

マンションの場合も築20年くらいから、価格の下落は落ち着いてきます。

また、マンションは戸建と異なり、基礎自体は20年経ってもしっかりとしているので、簡単なリフォームやクリーニングなど、大きなお金を掛けずに綺麗な部屋に住むことができます。

新築は別ですが、マンションは築年数によって大きく価格が下がることはありません。

つまり冒頭で書いたように、買ったときの金額と、売るときの金額が近いので、資産性が高いと言えます。

マンション購入の注意点

ただしマンションの場合には、注意しなければならないことがあります。

それは、管理費や修繕積立金があることです。これは、共有の資産でもあるマンションそのものもを維持していくために必要なコストです。

毎月支払える金額いっぱいでローンを組んでしまうと、管理費などのコストで生活が苦しくなってしまいます。

売却を考えた場合、戸建は街自体が発展しない限り、購入時より価値が下がります。マンションは、価値が下がらないことも十分に考えられますが、管理費が発生することは考慮しなければいけません。

少し背伸びをして買うという選択肢

仮に駅から徒歩20分のマンションが2,500万円で、徒歩10分のマンションが3,000万円だとします。

予算が2,500万円くらいを想定していたとしても、少し背伸びをして駅近のマンションを買うという選択肢もあります。

500万円のローン増額は金利にもよりますが、月に換算すると大きく金額にはなりません。であれば、資産性が高い駅近のマンションを買うほうがリスクは少なくなります。

と、色々偉そうに書きましたが、素人のメモ帳ですので悪しからず笑

戸建てにしろマンションにしろ、売るときののことを考えて購入を検討していきたいと思います!!