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納屋をCafeに改修する話#1

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ウチの店(cafe iegoto)は元々納屋(駄屋/牛小屋)でした。
2018年4月オープン。その3年前、2015年4月に安芸高田市の地域おこし協力隊に就任したときから、最長3年の任期満了後はなんらかの小商いで自立をしたいと考えてました。 紆余曲折あった末、3年目には自宅の納屋を改装してCafeをはじめるという決断をしました。
 「暮らしに纏わるモノをできるだけ自らの手で作り出せるようになりたい」という“崇高な”想いと「軍資金が乏しい」という現実のハーモニーにより、可能な限りDIYで工事を進めることとなりました。

 田舎の古民家カフェをDIYで…ってのは、ありがちと言えば、ありがちな展開ではありますが、であればこそ同じようなことを考えている方々の参考になるのでは(ならないかも…)と思いましたので、記憶がある内に綴ってみます。

 まずは元の状態。
ここは当初駄屋として作られたものでしたが、手に入れた当時はコメの乾燥調製や籾摺りを行う小屋でした。

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※当時の様子。集落の皆さんのご協力の下、初の調整作業

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同じ角度から現在の様子。集落の皆さんへのお披露目会の模様
我ながら良くやったものです。
しかしながらリフォーム直前は惨憺たる状況でした。

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※2018/1/23 Cafe Open 3か月前① 直前の様子

私の管理が悪いだけなのですが、まぁグチャグチャ…。

要るモノは要るように、要らないモノはそれなりに、まずは「片付け」に時間と手間が掛かるのが古民家改修です。

 ベストなのは片付いている物件からスタートすること。

 セカンドベストは片付けてからスタートすること。

ウチの場合、ある程度片付いた状態で引っ越してきたのですが、イベントやら 農作業やら子育てやら諸々ありまして、その道具を納める先が納屋(文字通り)でした。さらに安く譲って頂いた中古厨房機器なども納屋に納めてまし膨大な内容物の移転先の確保しないことには先に進めない状況でありました。本来であれば、機材は建屋が済んでから入れるものですが、「とりあえず要るモノだから…」ってなノリで順番が逆になってしまいました。

ここから導き出される教訓は

鞘のない刀はケガの元 
(納める場所を用意してからモノを入手しましょう。)

ってこと。(当たり前!!)

…だってまたとないお話だったのですもの。
というわけで、まずはモノを納める場所を作ることとなりました。
〈続〉

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