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移住して1年半〜移住して感じた教育の横浜→長野の差分

 2019年4月に移住して子供もそのタイミングで横浜→長野県山ノ内町へ転校しました(下の子は入学)。最近、移住をテーマにしたイベントに出ることがあり「教育が心配で移住を躊躇してます」とコメントされることがあり、「自分の子供の教育はどうだったかな」と思ったのがキッカケで、備忘録として、移住してみて子供が受けている教育でどんな差があるかを言語化するチャレンジをします(出来るとは言ってない)。

前提として

・「横浜」も「長野」も住んでいる(た)地域や学校をぼやかして表現しているので全体を表しているわけではないです。

・個人の主観による感想として書いてますので、地域や集団の意見を代表しているわけではありません。

・私の子供が通っているのは町立の小学校です。

1.読み書き算数は変化なし

※「変化なし」というのは「横浜にいたときと長野で差があるとは感じない」という意味です。

 親として小学校でやっていただける大事な訓練の一つとして「読み書き算数」であると考えています。自分が小学校の時とか忘れてしまいましたが、きっちりと教えていただいていると感じます。

2.学校スペックは長野の方が良い気がする(主観)

 スペックというとあれですが、校庭のサイズとかそういうやつだけを比較します。
・校庭の広さ:横浜<長野
・体育館の数:横浜1<長野2(2個あるっていうのが驚いた)
・1クラスが使える教室数:横浜1<長野2

 最後のは学校のクラス数は横浜時代:3〜4クラスに対して長野では1クラスで昔に比べて子供が減ったことが大きい要因です。地域からすると「子供が減ってしまった」という年間推移的に喜ばしいのかわかりませんが、子供としては広い学校でのびのびやらせてもらっているように感じますし、先生が見てくれる子供の範囲も1クラス2名で運営してくれたりしています。

3.長野の土地特有の授業は結構ある

 移住してきた土地が持つ自然環境を活かした授業が多いのが嬉しいと感じてます。例えば
・スキー教室で志賀高原に行って一日スキー
・冬の体育は校庭でクロスカントリースキー
・遠足で志賀高原に行って山登り
などが挙げられます。すごい数が多いわけではないですが、この土地に住んでいて良かったと思える稀有な経験ができています。

 授業でも探求学習(総合学習?)の一環で、畑で育てた作物で料理を作って近所のカフェの新商品開発をする、なんていう授業が通年でプロジェクトで有って、近隣のおまんじゅう屋さんにアンコの作り方を学んだり、近隣のカフェに商品提案して商品を作ってもらったり、それらのチラシを書いて営業したり、なんていう体験もできました。地元のメディアも取り上げてもらって、子供が誇らしく語っているのを見ると微笑ましくなりました。

まとめ:先生の愛はどこでも同じ

 タイトル書いといて身も蓋もないですが、先生はどの土地の先生も子供を考えて一生懸命やってくれていると感じます。人は相性があるのでもしかしたら相性の悪い場合もあるかもしれませんが、私個人は移住して学校の行事や授業参観により参加しやすくなっているのもあり、子供が伸び伸びと過ごさせてもらっていることに感謝しています。

 キッカケがあるまでは「学校に差なんてあったっけ?」と思うくらい満足していました。横浜の学校に不満はなかったですが、より特色の出ている授業が多い今の小学校も大変ありがたいと思っています。

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