地に足つかない未来予想図
私が将来のことを考えるときはいつだって地に足がついていない。
卒業文集に将来の夢を書いた小6の時も、進路を考えていた中3の時も、大学受験勉強にのめり込んだ高3の時も、就活に片足突っ込んだ大3の時も、「将来」や「仕事」というのは、今の自分の肉体とは別次元で起こる事柄でどこか他人事である気がしていた。それは内定を得た今もである。
もっと言えば、これは、いわゆる「大人になったら」の意の「将来」に限らず、来年や再来年といった近しい未来でさえ当てはまる。私はその近しい未来の自分のこ