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トークンエコノミーの最も優れた所は「悪人の排除」にある

トークンエコノミーとは、人々がトークンを稼ぐことで生活する経済圏のことである。
従来の経済圏と比較して、トークンエコノミーでは、経済がブロックチェーン上で動いているため不正がとてもしにくいというメリットがある。
とはいえ現状では、ブロックチェーンはNFTを利用した詐欺など不正の温床となっている。しかし、ブロックチェーン業界は発足してまだ少ししか経っておらず、ポテンシャルはこの程度ではないだろう。まだブロックチェーン業界は成長分野なのである。

トークンエコノミーによる経済圏では当然、トークンを持っていなければ生活できない。そこでは、トークンを持っていなければ自然とその経済圏から排除される。
トークンを稼ぐには一番重要なのは、悪事を働かないことだろう。悪事を行えば、その補填や悪人の取り締まりのために多額の税金が必要になってくる。これが、普通に暮らしている人の税負担となり、人々が働きにくくなる原因にもなる。
ならば、最初から悪人になるような人にお金を渡さなければいい。

人々によって悪人の基準は様々である。もしかしたら自分が悪人扱いされて嫌な思いをするかもしれない。しかしそれでいいのだ。多様性の時代、一つの通貨だけで生きるほうがつらいだろう。そこでは嫌なやつのためにも働かなければならなくなる。働かなければ、その時点で社会から断絶される。
トークンエコノミーでは、好きな人同士で繋がり、働くことができる。消費も、納税も、その通貨でその経済圏だけで行われるので、無駄がない。働くことにも意義をより見いだせるだろう。
ブロックチェーンの技術が発展すれば、このようなトークンエコノミーが簡単に作れるようになり、社会問題解決の一助になるのではないか。