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「牛丼テック」贈呈式レポート


昨年11月に募集を開始した「牛丼テック」。
長い時を経て、3月17日、株式会社吉野家(以下、「吉野家」)様の本社にて、優勝者の 株式会社アイオーティドットラン(以下、「IoT.Run」)様をお招きして、ささやかで熱い贈呈式を無事に執り行うことができました。

名入り丼は一から制作されるということで贈呈式には間に合わなかったのですが、日本国民垂涎ものの「365日分の牛丼試食券」に加えて、吉野家様の御厚意で作っていただいた優勝パネルがIoT.Run様に贈呈されました。

365日分

優勝盾


贈呈式では、吉野家様の伊東常務より、改めて、今回の「牛丼テック」を通じて吉野家様として何を実現したいのか、その思い、を、お話いただきました。

全てをここに記載することはできないのですが、大変貴重なお話でしたので、一部だけでもお伝えできればと思います。

吉野家様は、顧客感動満足実現のために積極的に投資をする方針。但し、あくまで「ひとがすべきことは人がして、ひとがしなくてもいいことは人がしない。」ことへの投資であって、結果として、現場に負担をかけずに生産性を高めることもできる、というもの。
これは、「牛丼テック」が始まった時から一貫して、吉野家様が何度も何度もブレることなく、私どもや応募者の皆様に伝えてこられたことです。

「機械は、ひとにとってかわるためにあるのではなく、ひとがより付加価値の高い、ひとにしかできないことに集中するために利用する。」

そして、まさに、それをIoT.Run様の「肉鍋全力センシング」で具現化していこうじゃないか、というわけです。

熱い、重い、思い、です。

を、受けてたつのがIoT.Run様。

IoT.Run様は、応募の段階から実に色々なことを想像・想定し、考えに考え抜いておられて、選考期間中も「そんなことまで!?」と、吉野家様も事務局も驚いてしまうくらい細部にわたってご質問を頂きました。
優勝が決まったあとにも、「厨房のオペレーションを研究するために近所の吉野家さんでバイトしようかと」とまで仰ってくださるほど、肉鍋より熱い気持ちを常にぶつけてきてくださいました。
そして、贈呈式でも、変わらぬ熱意で「肉鍋全力センシング」についてプレゼンをしてくださいました。

プレゼンを受けての細やかな質疑応答の中では、これまた牛丼一杯のために「そんなことまで!?!?」というお話をたくさん拝聴させていただきました。
牛丼の「美味」を「維持」するために計算・研究しつくされた1度単位、1分単位、1回単位の細やかなオペレーションがはりめぐらされているのですね。
いつお肉を入れるのか、温度はどう、お米はこう、盛り付けはこう、何分前にどう、何分後にどう、何回まわしてこう・・・と。
その一つ一つを、これはこうやればセンシングができるのでは、こうすれば定量化できるのでは、ここはこう工夫すれば別の角度で検知できるのでは・・・と、活発な意見交換がなされ、お部屋じゅうが吉野家愛を超えて、牛丼一杯に懸けるオトナ達の一丼入魂でお腹いっぱい満たされる空間になっていくわけです。

ゴールは何なのか。

「吉野家として全く恥ずかしくない牛丼を”全ての時間帯、全ての店舗で出す”ということが何より大事だと思っている。」

こちらも、何度も何度も吉野家様から発せられた言葉です。
贈呈式でも伊東常務から力強くこの言葉が発せられました。

吉野家様の名刺にも刷られている

「うまい、やすい、はやい」

この、「うまい、やすい、はやい」にどれほどの思いが込められているのか、しかと受け取れた気がしました。

そんな色々な人の思いと手仕事と歴史がつまりにつまった牛丼様を、ふらりと入った吉野家さんで1コイン以下で食べさせていただいてます。
次に、吉野家さんの牛丼を食べる時には、丼を茶の湯作法で一周まわしてから頂くと思います。泣くかもしれません。
そして必ず「ご馳走様でした」と伝えようと思います。

「牛丼テック」は、ようやくスタートラインに立ちました。
これからです。
色々なことが具現化するには、想像以上に時間がかかるかもしれません。
それでも、吉野家様のゆるぎない意志と、IoT.Run様のゆるぎない熱意の結束があれば成し遂げられると信じています。そこに、当社の「Actcast」の技術を活かして頂き、共に飲食業界の未来に革命を起こしていけたら・・・と。

伊東さん2

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皆さま、これからも、末永く、宜しくお願いいたします。