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【エンジニアよ聞け!】年収1,000万円のIT求人を知り逆算思考で成長せよっ!

どうも、SLスタジオという学習プラットフォームを運営している植芝と申します。タイトルの通りなんですが、今回は「プログラミング学んで年収1,000万円って実現するの?」と現実感が無い方向けの話になります。

この話は「給与」の話です。フリーランスの報酬換算だと少なくとも1.5倍程度の差があるのでフリーランスの方だと年収1,500万円が見えないという人も対象の話です。

ちなみに、国税庁の民間給与実態統計調査では年収1,000万円以上の割合は全体の5%程度だそうなんです。

20人に1人と聞くと割といる様に感じますが、実際はランダムに1/20で選ばれるわけではなく「(資本主義のルール上で)優秀者上位2位まで」ですし、能力関係なく金持ちに可愛がられている取り巻きが割と高給を貰っているケースも考えると、そんなコネクションはないけど自力で頑張って1,000万円以上を得る確率はもっと低いと考えても良いかもしれません。

お金に人生を振り回されるのは良くない事ですが、市場に参加している自覚をもって活動や成長戦略を練り、自覚がなかった頃よりも自然に身入りが増える様に軌道修正するのは大切な事だと思います。

年収1,000万円のIT求人...のカラクリ

動画で解説していますが、僕の経営する事業で実際に獲得した求人案件が1,000万円での募集(に昇格した)だったので紹介させて頂きました。

ある視点で企業を見れば。あるレイヤーから事業に参加すれば年収1,000万円近い仕事は結構あります。実際に僕の周りでも年収1,000万円くらいなら出すけど良い人がいないという経営者も結構いますし、結局見つからず外注などで補っているケースも多く見ます。

高収入案件は求人広告にはあまり載らない

高年収を出すキャパはあっても、それを一般公募でバンバン募集するという事自体が少ないんですよね。

特に動画の例でも、経営層がIT技術者の能力を測る事が出来ない為、年収1,000万の求人広告を出しても採用判断が出来ないから募集しないんです。

結局コネと交渉力が必要でしょ、と思われる方も多いかもしれませんが早く見つけたければエージェントを使えば良いし、ビジネス目線を持ってITスキルを武器に社会で活動していれば高収入の仕事につくことはそんなに難しいことじゃありません。(1,000万円程度なら)

商業プログラマの甘え

どんな専門性が高い職業であっても大きく大別出来るカテゴリーとして「商業」か「趣味」かという話があります。

ギークな人は「趣味」です。趣味 = プロじゃないという話ではなく「商業を優先してスキルを習得、活用出来るかどうか」という話です。

自分はギーク(またはギークを目指す者)だ!と言える人以外は必ず商業プログラマだと認識する必要があります。両極端である必要はありませんが、対価を上げたい人は上げたい分だけ商業的な働きをすべきです。

しかし、プログラマを扱う企業の大半はプログラマの事を理解していないし、皆一律にギークな集団扱いをします。この環境のせいでプログラマは社会人スキルも事業を作っていくスキルも育たず、プログラミングという技能を持っていても「当たり前のことができない分評価が相殺され」給与が思ったより上がらない。これが大半のプログラマの報酬状況です。

僕は完全にプログラマの肩を持つ人間ですが、今の給与に満足していないプログラマがいたら心を鬼にして「それはあなたの甘えだ」と言いたい。

最後に:逆算思考で成長せよ

とまぁ、かなり主観な…しかし確実に存在する状況のお話をさせて頂きましたが、今回の趣旨はこの一つの事例が特殊なパターンではないという事、ここから考えられる成長戦略はこれまで自分が考えていた戦略と違った未来を提示する可能性がある事が一人でも多くの不幸なプログラマに伝われば良いなと考え、筆を取りました。筆は取ってないけど。

少しでも参考になったと感じていただけたら幸いです。(動画への評価よろしくお願いします!)

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