あまり理解されない私の読書の特殊能力
私には読書するときに当たり前だと思っていた特殊能力があります。
それは小説を読んでいるときに
「小説の世界が目の前で繰り広げられている」
というものです。
ほんと文章のままなんですが補足で説明します。
私は小さい頃から小説だったり漫画だったり色んな本を読んできました。
ジャンルは恋愛だったり歴史小説だったりアクションだったり様々です。
読み続けるうちに
文章の世界観が目の前の光景として現れ、実際に文章に合わせて登場人物が動いている
という能力を手にしました。
一般的には想像力豊かって言うんでしょうか。
これは小説でも漫画でも同じです。
漫画はキャラの絵があるのでそのキャラが実際に動いて、漫画の動きをしている感じです。
声はアニメ化されていないものに関しては
「登場人物の重低音やイメージはこんな感じかな」
と自分の中で決めてます。なので実際にアニメ化が決まりキャラクターの声を聞くと違和感を感じます。でもそのうち慣れます。
小説に至っては想像力をかなり働かせます。
メインキャラは絵師さんの美しいイラストがあるので動いて喋っているのが分かるんですが、問題はサブキャラや脇役について。
•顔の造形
•身長、体格、特徴的な部分
•髪質、髪色
•身体から分かる声のボリューム、高い声か低い声か
•身振り手振りはどんな感じか
などなど、文章を読みつつ自分の中でキャラクターを構成していき、作り上げたキャラクターを世界観へ投入。
また、小説は漫画と違って風景も文章で表現されているのでそれも自分で「こんな感じかな?」と想像してます。
そこでようやく世界観が景色として目の前に繰り広げられるんです。
例えると
字幕を見ながら映画を見る
というイメージです。
あまり人には言えないですし、言ってもあまり共感はされないです。
「へーそうなんだ」という感じ。
これはこれで自分なりに読書を楽しんでいるので、気づいたら時間が過ぎている...なんてことも。
劇や映画を見ているかのような臨場感を味わえるのがメリット。
ちなみにデメリットは小説の世界が目の前にあるので、悲しい場面や辛い場面があるとボロ泣きしてしまうことです。
没入しすぎてもあまり良くないです。
次の日仕事なのに泣いて目が腫れてます。
以上が私のあまり人から理解されない読書の特殊能力でした。
ここまで読んでいただきありがとうございます🙇♀️
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