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【Interview】副校長 鈴木俊良ーミャンマーで起業、そして挫折。IICAな日々と、これからとは。ー

IICA広報 のhiroseです。
今回は、副校長として南阿蘇村にIターンをしてきた鈴木俊良さんにお話をお伺いします。

彼は、ミャンマーでのビジネス経験を経て、なぜ専門学校立ち上げに参加したのか。これから目指すビジョンとは。そして、IICAという学びの場について、聞いてみたいと思います。

思わず本人も「変わった経歴ですよね笑」。IICA最大の特徴は『新しい学校』であること。

―本日は、よろしくお願いします!簡単に自己紹介を頂いてもいいでしょうか。

はい、よろしくお願いいたします!
私は、直近の10年間のうち、8年ほどの時間を海外で過ごしてきました。
学生時代に、中国とカナダに留学をし、卒業後は旅行会社に就職。2014年、入社5ヶ月目でミャンマーのヤンゴン支店に赴任となり、支店の立ち上げ業務や日本人のお客様の旅行手配、現地での営業などを行っていました。ミャンマーが大好きになってしまい、3年で退職し、現地で起業、ミャンマーの中でも地方、シャン州という自然豊かな場所で旅行作りやカフェの経営を行ってきました。

昨年4月にコロナ禍でミャンマーから帰国し、そのまま今年2月にクーデターが起き、ビジネスとしての事業は停止し、ご縁あって今年の4月からIICAの立ち上げに加わらせていただくこととなりました。
変わった経歴ですよね 笑。

社員旅行にて

―確かに、稀有な経験をたくさんされていますね 笑。そんな鈴木さんは「なぜ」、熊本県南阿蘇村のIICAに参加しようと思ったのでしょうか。

そもそものきっかけは、ミャンマーのクーデターでした。

クーデターを機に、自身の事業や私自身の今後をどうするか考えている中で、IICAのことを友人から紹介いただきました。
ミャンマーで起業して3年。現地での仕事もやりがいがあり、まだまだこれから、というところだったのですが、ミャンマーや私自身の状況や、今現在のスキルを考えても、ビジネスとして事業を継続していくことが難しいと考え、事業をストップすることにしました。

志半ばでした。

そんな中、友人から紹介を受けお話を聞いていると、ずっと興味があって、旅という側面からアプローチし続けていた教育分野であったことや、地方創生の一つのモデルであること、そして多文化共生社会というこれから日本が迎える社会の土台作りとなる、といったことに興味を惹かれ、チャレンジしてみたいと思うようになりました。

―多くの文化に触れてきたからこその鈴木さんの感度にIICAが刺さったんですね。実際にIICAの立ち上げに携わってみて、どうですか。

4月に正式に入り、5月に阿蘇に越してきて、毎日が飛ぶように過ぎていきます。
もう半年くらい経ったような気持ちです 笑。
IICAという学校には、本当に多くの企業の皆様に関わっていただいています。そういった企業の方々、特に地元企業の方々からの期待は強く感じますし、南阿蘇村や地元の高校の皆様からの期待も感じています。

また、学生さんの募集活動を通じて、熊本県の高校の先進的な取り組みにも触れることができ勉強させていただいていますし、外国人留学生が置かれている環境の課題なども見えてきて、新しくできる学校として果たすべき役割のようなものを、ヒシヒシと感じています。

―そのようなリアルな現場感を経て、今後のビジョンをお伺いできますか?

まずは、22年4月の開校に向けて注力をしています。
IICAに興味を持ってくださっている学生さん、IICAが描くコンセプトに共感いただいている親御さんや先生方の期待を裏切らないような学校を創っていけるよう、準備を進めています。
IICAは専門学校として開校しますが、多様性に富んだ学校を目指していきたいと考えています。
高校卒業してすぐの学生さんだけでなく、少しギャップイヤーがあったり、浪人を経ての入学や大学からの編入、社会人の方や地元の方、そして様々な国籍の留学生。

年齢も、経験も、国籍も越えて、多種多様な人たちが共に学び合えるような場を創っていけたらと考えています。

―IICAの特徴として、ここだけは外せない!という部分はありますか。

企業との連携、留学生の積極的な受け入れ、阿蘇というフィールドなど多くの特徴がありますが、最大の特徴は『新しい学校』であることと思っています。
よくも悪くもまだ歴史も伝統もありません。これまで先人の皆様が築き上げてきたものから多くのことを学ばせていただきながらも、ゼロから始まる学校だからこそ、常識に囚われず様々なことにチャレンジしていくことができると考えています。
それは学校としてだけでなく、学生の皆様もそういった環境にあります。『新しい学校』らしく、チャレンジ精神に溢れた校風、伝統を創っていきたいですね。

―最後にIICAへの入学を検討されている学生のみなさんへメッセージをお願いします。

IICAに少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ、オンライン学校説明会やオープンキャンパスに参加していただけたら嬉しいです!
ITをゴリゴリ勉強したい方も、日本の魅力を世界に発信していきたい方も、阿蘇という場所に惹かれている方も、将来にモヤモヤしているなぁ、という方も、何かピンとくるところがあれば、ぜひお話を聞かせていただけたら嬉しいです。

『ビジョン』のところでもお話させていただきましたが、年齢も、経験も、国籍も越えて、多種多様な人たちが共に学び合えるような場を、一緒に創っていきましょう!

We are looking for new students who are eager to learn IT and new tourism after the pandemic.
Let's make a bright future! Let's make your and IICA's history together!
Hope to see you soon!


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「志半ばでした。」と悔しそうに語る鈴木さんが印象的でした。
それほどに、目標に向かって走り切る力が強い方だということを改めて感じたインタビューとなりました。
IICAを通して、新たなチャレンジとたくさんの方に会いたいと思っている鈴木さん。
オープンキャンパスでは鈴木さんがメインでお話しますので、ぜひ会いに来てくださいね。
▼お申込みはコチラ▼
https://iica.jp/open-campus/

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IICAでは、7月~AO入学を開始します。
みなさまからのアクションをお待ちしております。
▼AO入学詳細▼
https://iica.jp/admission/ao/

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