【IDA】プロになるには何時間フライトすればいいのか?
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ドローンのプロになって仕事をしたい人はいますか?
こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。
榎本プロによく頂く質問
「何時間ぐらい飛ばせば
プロのパイロットになれますか?」
に今日はお答えしたいと思います。
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何時間、飛ばせば
プロになれるのか?
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プロになるためには
どれぐらい飛ばせばいいのか?
榎本プロによく頂く質問です。
ドローンパイロットは職人の世界なのので
なかなか〇〇時間=プロとは言いにくいのすが
個人的な見解で言うと
・最低限で100時間
・一流になるには1万時間
です。
何をもってプロか、にもよりますが
お金をもらってクライアントの要望通り に
飛ばして、希望通りの映像を撮影する
をプロの定義にすると
100時間は必要になるでしょう。
あくまで目安なので実際には
1,000時間飛ばしても、上手くならない人もいれば
10時間で十分な人もいるでしょう。
大事なのは、練習の濃さ・密度です。
練習の濃さで好きな話があるので
ご紹介します。
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毎日500回の素振りで
ミスタータイガース
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昔の阪神タイガースの選手で
掛布雅之さんという方がいます。
「ミスタータイガース」と言われた
名選手です。
掛布さんが現役時代
毎日500回素振りをしていたから
一流選手・ミスタータイガースになれた
とよく言われていたそうです。
しかし、本人曰く、「違います」と。
プロ野球選手になるような人は
全員、毎日500回の素振りはしています。
しかし、ただ毎日漫然と500回
素振りをしているだけでは
ただ腕が太くなる筋トレにしかならない。
そんなものは努力とは呼ばない。
一流になる選手は、素振り1回ごとに
・ピッチャーは誰で
・試合の状況はどうで
・カウントと球種は何で
・引っ張るのか、流すのか
などを、毎回考えて振っている。
だから、ミスタータイガース
一流の選手になれたんや
という話でした。
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ドローンの操縦も素振りと同じ
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身につまされますし
ドローンにも通じる話だなと思います。
漫然と100時間飛ばしても
操作に慣れるだけです。
毎回のフライトごとに
・風の状況を読んで
・被写体は何で
・何を表現したいのか
・クライアントと見てもらいたい人は誰か
などを考えながら飛ばせると
100時間もいらずに、プロとして通用する
パイロットになれるでしょう。
フライト時間もとても大事ですが
それ以上に大切なのが、練習の濃さと密度です。
空撮の現場では、飛ばしている横から
監督やP、Dから要望が伝えられます。
飛ばすことだけに集中している訳には
いかず、なかなかハードです。
そういった状況も想定して
練習ができると現場でも楽になりますね。
それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡
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