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【IDA】プロになるには何時間フライトすればいいのか?

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ドローンのプロになって仕事をしたい人はいますか?

こんばんは
国際ドローン協会
理事の伊藤 聡です。


榎本プロによく頂く質問

「何時間ぐらい飛ばせば
プロのパイロットになれますか?」

に今日はお答えしたいと思います。

===========
何時間、飛ばせば
プロになれるのか?
===========

プロになるためには
どれぐらい飛ばせばいいのか?

榎本プロによく頂く質問です。


ドローンパイロットは職人の世界なのので
なかなか〇〇時間=プロとは言いにくいのすが

個人的な見解で言うと

・最低限で100時間
・一流になるには1万時間

です。


何をもってプロか、にもよりますが

お金をもらってクライアントの要望通り に
飛ばして、希望通りの映像を撮影する

をプロの定義にすると
100時間は必要になるでしょう。


あくまで目安なので実際には
1,000時間飛ばしても、上手くならない人もいれば
10時間で十分な人もいるでしょう。

大事なのは、練習の濃さ・密度です。


練習の濃さで好きな話があるので
ご紹介します。


==========
毎日500回の素振りで
ミスタータイガース
==========

昔の阪神タイガースの選手で
掛布雅之さんという方がいます。

「ミスタータイガース」と言われた
名選手です。


掛布さんが現役時代

毎日500回素振りをしていたから
一流選手・ミスタータイガースになれた

とよく言われていたそうです。

しかし、本人曰く、「違います」と。


プロ野球選手になるような人は
全員、毎日500回の素振りはしています。

しかし、ただ毎日漫然と500回
素振りをしているだけでは
ただ腕が太くなる筋トレにしかならない。

そんなものは努力とは呼ばない。


一流になる選手は、素振り1回ごとに

・ピッチャーは誰で
・試合の状況はどうで
・カウントと球種は何で
・引っ張るのか、流すのか

などを、毎回考えて振っている。

だから、ミスタータイガース
一流の選手になれたんや

という話でした。


==========
ドローンの操縦も素振りと同じ
==========

身につまされますし
ドローンにも通じる話だなと思います。

漫然と100時間飛ばしても
操作に慣れるだけです。


毎回のフライトごとに

・風の状況を読んで
・被写体は何で
・何を表現したいのか
・クライアントと見てもらいたい人は誰か

などを考えながら飛ばせると
100時間もいらずに、プロとして通用する
パイロットになれるでしょう。


フライト時間もとても大事ですが
それ以上に大切なのが、練習の濃さと密度です。

空撮の現場では、飛ばしている横から
監督やP、Dから要望が伝えられます。

飛ばすことだけに集中している訳には
いかず、なかなかハードです。


そういった状況も想定して
練習ができると現場でも楽になりますね。

それでは、最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

一般社団法人国際ドローン協会
理事 伊藤 聡


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