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【京阪・淀】隣駅までの距離最長。京都競馬と京都芸術花火大会 

こんにちは!鉄道ライター目指して3週間Kiyomizuです。
今日はギャンブラーの聖地、京阪淀駅です。
ひと昔前の競馬のイメージはなかなかディープな感じです。京阪の京橋駅でスポーツ紙を折りたたんで鉛筆を耳に挟んでいるおじさんがいたら、ほぼ京都競馬場のある淀駅に向かっているという時代でした。現在ではアプリで馬券を買えるのでかなりライトなイメージになりましたね。

そんな淀駅と周辺情報をお届けします。


淀駅の周辺は主要河川の合流地点

淀駅は準急と普通のみ停車する駅ですが、他の普通停車駅例えば伏見桃山駅や橋本駅と比較するとかなりホームが広々としています。
しかし、そんなに人が降りてくるわけではないんですね。京阪本線の中では稀に見る閑散とした様子です。
電車はだいたい15分間隔。ラッシュ時で10分間隔くらいですね。
閑散としているけど、ホームが広いのは、京都競馬のせいですね。(はい予想通り)。競馬がある日は沢山の人がこの駅を利用しています。

遠すぎる隣駅

京阪電車は駅間隔が短いということも一つの特徴です。
京都市東山区の東福寺駅から伏見区中書島駅にかけては400m~700mくらいで1駅くらいのペースで駅が配置されています。
大阪の守口市~野江駅にかけてもこんなに駅が必要なのか?ってくらいが過密なところもあります。滝井-土居間の短さは有名です。この辺りも15分間隔でしか電車が来ないので、歩いた方が早いとまで言われています。

ところが淀駅、隣駅が遠すぎる京都方面の隣駅は中書島駅で距離は4.4km。
大坂方面の隣駅石清水八幡宮駅まで3.5kmとなっています。

いきなり距離が離れすぎている。。
沿線の方が豊かな暮らしをしていくために、沢山、駅をつくっていると思っていたのに。淀駅だけはハブられている。。。
訳ではないんですね。ざっくり言いてしまうとこの区間ほとんど人が住んでもいなければ、お店もない場所が続くのです。


淀駅付近は大きな川が3つ合流する地点となっており、そのおかげで堤防を通っていたり、橋梁を通ったり、沿線には工場やバカでかい研究機関みたいなものしかないんです。

なので、ここぞとばかりに車両基地も淀駅からすぐのところに設置されています。たまに「淀ゆき」の電車があるのはそのためです。

淀の地名の由来

淀の地名の由来は近くに流れる川が淀んでいたからだそうです。なんともシンプル。淀駅から宇治川を越えた一帯はかつて巨椋池(おぐらいけ)と呼ばれる池だったところを干拓して、田んぼにしたりしています。
宇治川と木津川から流れてきた水は一旦巨椋池に溜まり、更に西側からやってきた桂川と合流し、流れも非常に緩やかで水が淀みやすい状態だったみたいです。

で、近くに淀城というものがあったそうな。
今は淀城跡として石垣だけあります。


京都競馬場

私はギャンブルしないので、競馬については以下の単語しか知りません。
オグリキャップ、武豊、後藤騎手のベイベ、3連単、3馬身、ディープが今翼を広げた!
ギャンブルこそしないですが、YouTubeで名馬の走りとか見ていると結構楽しめます。
競馬全くしらないという人も「ディープが今翼を広げた!」は絶対に見ておいた方がいいでしょう。何も賭けていないけど、エクスタシーです。

で、誰もいない京都競馬場。割ときれいな場所です。
7,8,9月の京都はお休みでしたが、10月から始まります。

毎週土日を心待ちにしているギャンブラーもいれば、子連れでも遊ぶ場所があり様々な人が楽しめる場所になっているんですね。
馬券は100円から買えるので、単純に走っているところを見たり、観客が沸いている臨場感などを体験しに行くのもおすすめです。

2024年から京都芸術花火が復活 

2018年から開催されている京都芸術花火です。京都競馬場で行われました。2019年の開催を最後に2020年から2023年はコロナ禍の影響で開催が見送られていましたが、2024年の6月に復活しました。

プロの演出家が手掛けためちゃくちゃ凝った演出をしています。こちら有料の花火大会で、チケットを買えば京都競馬場の指定シートに座ってみることができます。
音楽とシンクロさせ競馬場いっぱい使って打ち上げられる花火はシートから見ると見渡す限り視界いっぱいの花火となります。
60分ノンストップ上映です。選曲はちょっと渋めなイメージです。

近くから見えるっちゃ見えるのですが、静かな土地柄なので、無料で見ようとはしない方がいいでしょう。
八幡市とか久御山町からは見えてしまいますけどね。大阪枚方市からも一部の地域から見えたという情報もあります。

2025年はどうなるか?正確な情報は掴めなかったので、どうなるかわかりません。コロナ禍を理由に見送りになっいて復活ということなので、あとは費用とか人手の問題なのかなと思います。
私も一度は見に行きたいですね。

今日はこんなところで。
それでは。

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