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繊維筋痛症を長引かせるもの②

前回の記事で、新しい職場の上司がパワハラタイプで、そこからまた新しいストレスを受け始めたことには触れました。

他人を見た目で判断するのは良くないことです。
ですが、彼の身長は190cmを超え、顔つきも常に不機嫌そうな表情で、前回記事のような出来事もあったため、とてもこちらから明るい話題を振るという雰囲気ではありませんでした。

さらに彼は、打ち合わせで来社してくる取引先にも常に高圧的でした。
持ち込まれた企画書を怪訝そうに眺め、読み終わった後で「お話になりませんね」と言って突き返すことも珍しくはありません。
1つ前の職場であれば「一度、編集部に持ちかけます」と言って受け取るような内容であっても、彼の一存で断ってしまうこともままありました。

私は(この当時から見ての)前職では、同業者の寄り合いの委員会に出席していたこともあり、業界内に知り合いが多数いました。
その中の数人から「●●さんと仕事するの大変じゃないですか?」と言われるほど、実はその上司は業界内でちょっとした(悪い意味で)有名人だったのです。中には「彼とは絶縁した」と話す人も2人ほどいました

完全に転職を焦ってしまった・・・。
後悔先に立たずの状態で、私の線維筋痛症の症状は悪化して行きました。
具体的には、不眠症状が以前よりも増えたこと、以前にはなかった種類の疼痛や痺れが出てきたことなど。
急に頭がクラクラしたり、両手両足の末端の感覚がなくなったりし始めたのがこの頃のことです。

そして、この職場でも決定的なストレス症状を生む出来事が起きてしまいました・・・。

(つづく)

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