羊たちの黙示録
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羊たちの黙示録

 自己増殖機能を持った羊型アンドロイド(オートマトン)の発明から半世紀。牧草を食べ鉄羊毛(スチールウール)を生産するオートマトンにより資源危機は解決。
 だが別の危機が発生する。プログラムミスにより100万頭分のリソースが費やされた超オートマトンの誕生である。人語を解し、種の在り様と人類との関係を憂い、ついには武力闘争を開始。
 彼はそのカリスマと能力、ブルースチールの体毛色から「蒼き狼(ジンギスカン)」と呼ばれた。
 これは羊たちと人類を巡る血と硝煙の物語である。

 降下開始。
 俺達〈羊飼い〉部隊は輸送機から飛び降りた。落下傘展開。下がよく見える。
 地獄だった。
 10m超の巨大オートマトンが角から電撃を放っている。まずいな。「電気羊」がいるなんて聞いてねえぞ。
 ヤツが降下中の俺達に気付いて吠え猛った。

「BAAAARGH!!!」

 俺も負けじと部下に檄を飛ばした!

「野郎共!毛刈りの時間だ!!」

【続く】

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居石信吾

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いっぱいちゅき……
ニンジャヘッズ。現在逆噴射小説大賞 投稿作「ポスト・ポストカリプスの配達員」の続きを連載中。