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【シティS3】れんげきカラマネロの平均化デッキリスト

ポケモンV/GX以外では最も入賞シェアが高かった、れんげきカラマネロの平均化デッキリストです。
アディショナルシーズンの記事ではジュナイパーよりも僅かにシェアが低かったのですが、シーズン3では逆転しました。

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平均化デッキリストの経緯や説明は説明回記事にまとめています。

【シティS3】主要デッキの平均化デッキリスト (説明回)
https://note.com/ictxptcg/n/n8a495992038a

1. 標準デッキの情報

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2. 標準デッキリストの評価

前期の平均化デッキリストと比較してみましょう。蒼空/摩天でカラマネロ向きのポケモンが増えたわけではなく、純粋に構築傾向の変化がみられるはずです。

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構成ポケモンはほぼ変化ありません。

(1) ジメレオンが増加し、チラチーノが減少
(2) レスキューキャリーの登場
(3) サポート構成の変化
個人的な注目ポイントは以上3点です。

(1) ジメレオンが増加し、チラチーノが減少
シーズン3の統計では、ジメレオンの採用率68%(平均2.7枚)に対して、チラチーノは40%(平均2.3枚)でした。前期はそれぞれ41%(平均3枚)と50%(平均3枚)でしたので、ジメレオン型への移行が進んでいるようです。
ただし、ジメレオンとチラチーノ両採用のデッキがいくつかありました。レスキューキャリーの登場により、両立を可能になったのではないかと想像します。

一方で、インテレオンはうらこうさくが採用率68%(平均1枚)、クイックシューターが16%(平均1枚)と低調です。前期は双方41%の採用率があり(平均枚数はどちらも1枚を超える)、ジメレオンで進化を終える構築に変わってきました。

(2) レスキューキャリーの登場
採用率80%、平均2.3枚でした。システムポケモンの両立に寄与するだろうことは既に語ってしまったので、付け加えることは特にないです。

(3) サポート構成の変化
ホミカやシバが新たに加わりました。前者は採用率64%(平均2.6枚)で、これもレスキューキャリーの影響かもしれません。シバは採用率28%に留まりますが、平均枚数2枚と比較的多く、投入するデッキではそれなりに頼りにしていることが伺えます。

メイン3トピックから外れますが、HP60のマーイーカが72%のデッキで採用され、平均化デッキリストに残りました。こくばバドレックスVのアストラルビット対策と勝手に思っていますが、こくばがトップシェアになったことと無関係ではないでしょう。

比較に関係ない部分に軽く触れておくと、ポケモンキャッチャーの採用率が28%(平均1.7枚)と比較的高めです。
また平均化の外ですが、隠密フードが44%のデッキに採用されています。PJCSの放送でクイックシューターとヨガループの組み合わせマーイーカが倒される場面がありましたが、影響あるでしょうか?


3. 生データ

以下の有料部分では、小数点以下まで表示した生データと対象デッキタイプの入賞デッキ一覧を公開しています。
採用率、採用している場合の平均枚数などもわかるので、ぜひご覧ください。

記事単品でも購入できますが、マガジンで購入する方がお得です。
(データはGoogle Spread Sheetで公開しています)

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