短時間で相手の適正を見抜く面接方法
こんにちは。
前回から日にちが空いてしまいました。
サボってたというよりは、ただただ忙しかったという感じです。
今回は、【短時間で相手の適正を見抜く面接方法】です。
30代の初め頃までに、面接を担当した人数は7,000人超えです。
そんな経験があってか、15~30分人と話せば大体の性格が把握できるようになり、採用しても退職してしまうだろうとか、経歴詐称しているだろうなぁとか見抜けるようになりました。
でも、こんな沢山の人数は、人事課所属じゃないと無いと思いますので、今回は違う方法を。
ちなみに、この方法はとある上場企業の子会社の社長さんもやっている方法だとプライベートで飲んだ際に言っていました。
では、その方法とは?
面接に来た人に少~しだけ【イラッ】とする質問をする!です。
なぜか?
皆さん、【志望の動機は?】【なぜ、弊社を選ばれたんですか?】って聞きますよね?
で、大体が「御社の社風が~」みたいな面接本に載っているような回答しか出ませんよね?
そして、仮面を被って面接を受けに来ていますので、そんな仮面は剥ぎましょう!
私がよく少~しイラッさせるためにする質問は、
【履歴書にかいてある長所・短所】です。
例えば、長所に【穏やか】【優しい】、短所に【気が弱い】【親不孝】と書いてあれば、短所の【親不孝】に着目します。
そして、「なぜ、短所が親不孝なんですか?若い頃にヤンチャなことして親御さん泣かせちゃったとか?」みたいな感じで聞きます。
あくまでも軽く聞きます。(違うよね?という感じで)
ここで、相手が何と答えるかで大体が分かります。
悪い回答パターン:「そんなこと面接で回答する必要ありますか?」「なんの意味があるんですか?」いわゆる食って掛かるパターンです。
良い回答パターン:「まあ、恥ずかしい話ながら若い頃ヤンチャしてました。」「離婚をして親を泣かせてしまいました。」と素直に回答パターン。
履歴書に書いてあることですから、質問しても問題は無いと私は思っています。
ですので、食って掛かるパターンは、お客様の対応した時や同僚と話した時に往々にしてトラブルに発展する人が多いです。
普段から何気なく食って掛かる攻撃性の高い人は残念ながら離職率も高いです。
ちなみに、良い回答パターンの人は、【間違えを間違えと認められる】が多いのでトラブルに発展する可能性も低く、離職率も低いです。
私は面接をする際、4人テーブルであれば必ず、面接に来られた方の対角線に座ります。
なぜか?
その方の仕草・行動を確認できるのと、相手の緊張を解すことが出来るからです。
面と向かって目と目をジッと合わせてやる面接は単なる【圧迫面接】だと思っています。
短時間で相手の性格を見抜くには、少~しイラッとさせて、その上でリラックスさせて相手の意図をくみ取ることが、良い人材を確保する最善策となります。
次回は、【こんな発言をする人は採用しちゃダメ!】です。