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キレイも健康も腸から

このブログは薬剤師であり武蔵野大学講師で薬学生に調剤実習の授業を受け持つ私が、楽しく・ハッピーに笑って人生を過ごして欲しい!と思って毎日投稿しています。
 人生をあなたらしく素晴らしいものにするためには、「健康」でなければなりません!目指すは「オプティマルヘルス(最善の健康)」です。健康であるのは当たり前、健康度マックスの状態を目指し若く美しく歳を重ねるヒントを発信していきます。

 本文の最後にお題を出しています。ぜひ実践してあなたの健康度を高めるための発想力を磨きましょう。実践なくしてオプティマルヘルスは無し!!あなたはもっと健康になって人生を楽しめるはずですよ!

 個人ウェブサイトも運営していますので、尋ねてみてください。
https://vegetablewholefoods.blog

保健指導リソースガイド記事より

<a href="http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2020/009035.php">母が妊娠中に食物繊維をとると、子は成長後に肥満やメタボになりにくい 母体の腸内細菌叢が改善</a>

◆胎児はお母さんの栄養でできている

 「お母さんは二人分食べないといけないわね。」という言葉は真実ですね。胎児はお母さんの体の中にいるので、お母さんの食べたものの範囲内でしか成長できません。しかも胎児の状態は見えないので、しっかりと必要量の栄養素を毎日食べ続ける必要があります。

◆ヒトの体の作り方を勉強する
 
 生活習慣病が増え続けていますが、それは体を作る栄養素の知識が不足していることが原因だと考えています。炭水化物、脂質、タンパク質の三大栄養素。ビタミン・ミネラルを加えた五大栄養素。食物繊維を加えて6大栄養素。さらに最近ではファイトケミカルス(phythochemicals)を加えた7大栄養素が体づくりには必要です。

 また、妊娠中に太りたくないという強い希望と、産婦人科医の妊娠糖尿病への不安から「太らないように指導」されています。その影響から栄養不足になりやすく、低体重児が増えている原因にもなっています。産婦人科に管理栄養士はいると思いますが、胎児の栄養状態を加味した献立を組んでいるのでしょうか。母親が太らない食事では、胎児へは十分な栄養が行き渡るとは考えにくいですね。

 母親は自分の体と胎児の体のため、栄養の知識を持つ必要があります。低体重児や小児肥満が増えている状況は、すぐに知識を得なければなりません。日本くらいです、妊娠準備段階に葉酸を意識的に増やして摂取しない国は。胎児への栄養は妊娠前の段階から行う必要があります。

まとめ:男性も女性も10代から栄養の勉強をすべき

◆腸の栄養バランスは食物繊維

 腸は脳よりも大切なのかもしれません。胎児の臓器形成では脳よりも腸が先に作られます、それは腸から栄養素を吸収して全身に配られるからでしょう。つまり胎児の成長は栄養素の入り口である腸が重要なのですね。

 腸の状態を良好にするために必要な栄養素が食物繊維というわけです。若い世代の食物繊維不足量は1日あたり4グラムほど、胎児まで食物繊維は十分に行き届かないことでしょう。葉酸も必要ですが、食物繊維はもっと必要です。葉酸も腸から吸収されますから、食物繊維で腸を整えておかないと葉酸の吸収量が減ってしまいます。

まとめ:腸は栄養素の入り口、食物繊維で環境を整えよう

◆腸メンテナンス市場はこれからも伸び続ける

 腸の大切さが伝わったと思います。病は気から、ならぬ「病は腸から」です。腸を制するものは健康を制す、ついでに美容も制します。ストレスに弱い腸ですから、日本人のほとんどは腸メンテナンスが必要です。腸に関連した情報や製品は今後も伸び続けていくことでしょう。ビジネスの匂いがしますね。

今日の実践
「口から食べたものが、どのような経路で全身に行き渡るかを調べてノートに書く。」

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