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話題のDXレポートを極限までわかりやすく説明してみる

こんにちは!長澤です。

最近の笑いのツボはYugoさん( @yugoes1021 )の名言、

「飛び越えていいのは谷。崖を飛び越えたら確実に死ぬ」です。

腹筋への持続力が凄い。

全容はこちら↓

さて、上記の元ネタにもなっているDXレポート、ご存じでしょうか?

こちら↓です。(今は読まなくて大丈夫です)

最近は商談でもたまに話題にあがるのでレポートのことは知っておいたほうがいいです。

ただ、かくいう私も知って読んだのは年末なので情報感度低めです。お恥ずかしい。

今回は、ひととおりDXレポートを読んでみて、

「むっず!!むっず!!」

と思ったので、もうちょいわかりやすい説明どっかにないの?となり、

katakata(ググる音)、、、え?ない?

書いてみる?

となって今に至ります。

基本ミッションとして「最後まで読める」「なんとなく理解する」を最優先しようとおもうので、

「厳密には・・・」みたいな話はTwitterやnoteでご投稿いただければご紹介させていただきます!

ではいってみます!

1.DXレポートの結論

私の解釈はこういう感じです。

『これからの時代、ITを活用できないのはマジでヤバい。競争に負ける。具体的な問題点を挙げつつ、対策についてはうち(経済産業省)も最大限支援するから各社一緒に頑張ろうぜ!?』

・・・

・・・

異論は認めます。とりあえず走り切らせてください。

ざっと読んでみた感想は「経済産業省って面倒見のいい兄貴分みたい!」です。

弱肉強食の資本主義経済において、ITを活用しきれない企業に対してどうにか支援をしてガンバってもらおうとか、本当に優しい組織だな、と。このレポート見ると私はそう感じました。(裏はよく知りません)

2.具体的に何がヤバいのか?

たぶんここがピンと来てない人が多いのではないかと思ってます。

「今でわりとなんとかなってんじゃん?」な意見。

具体的な問題提起はレポートで言うとこのあたりです。

まって! いかないで! 戻ってきて!

気持ちはわかります。

私も文字で埋め尽くされたスライドはアレルギーです。

いつもならそっと閉じます。

たぶんこちらを見て頂くとわかりやすいです。

動画の13:10以降をご覧ください。

・世界一のタクシー会社はUber、タクシー保有台数はゼロ
・世界一の不動産会社はAirbnb、物件保有数はゼロ

IT【情報技術 / Information Technology】によってゲームチェンジが起きているという話です。

どうですか?

危機感伝わりましたか?

私もこれを見たとき、

「うわー、天才ってほんとにいるんだなー」

「凡人(自分)やべー」

って思いました。

その危機感を認識できればDXレポートの一番伝えたいことは受け取れています。

もし仕事でDXレポートの話題になったら、UberやAirbnbの事例を出しつつ、「私も危機感を感じています」なコメントができればなんとか話を続けさせて貰えるのではないでしょうか。(表面的な取り繕いはダメですよ?)

3.なんでこんなことになっているの?原因は?

「世の中から置いていかれる危機感」が伝わったところで原因を探していきます。

原因一覧はこんな感じ(6項目)です。

ボキッ(心が折れる音)

まって。わかります。私も折れました。

全部解説するのは私もキツいので2つだけいきましょう。おそらく最低限の理解としてはいけます。

こんなゆるい感じでいきますのでもう少しだけお付き合いくださいm(__)m

4.原因①ITを経営戦略に活かせない、問題

スライドはこんな感じです。

ちょっと絵があるから癒されますね?(そこじゃない)

独自解釈すると『AIやらなんやらを使いこなすアイデア力がない』って感じです。

「AIすげー!ブロックチェーンすげー!でうちのビジネスにどう使うんだっけ?」の世界。

まあ日系企業ってカイゼンカイゼンのPDCAきっちり回せる人が出世しているケース多いから仕方ないですよね。いまさらイノベーティブな思考をしなさいと言われてもキツいはず。これは妙に納得感ありました。

5.じゃあどうするの?

対策は書いてありますけど見ます?

やめといたほうがいいですよ?

ごめん、なんか本当にごめんなさい。

見なくていいです。(貼ったくせに)

あと、この対策ってあまり本質的でない気がしています。

『アイデア力』がないからって『ガイドライン』作ってなんとかしよう、でしょ?

無理だとおもう。ガイドラインからアイデアは生まれない。

たぶんこの課題感は「センスのいいTOPに就任してもらう」に尽きる。難易度高いけど。

(あとそれは経済産業省の口を出す領域ではなくなるというそもそも論)

話は逸れましたが、以下だけでいいので理解しておいてください。

問題と対策 その①
「アイデア力がなくてITを経営戦略に活かせてない。その対策としてガイドラインを作成しようとしてくれている」

6.原因②SI受注という壁

スライドはこちら。

ここはエンジニアではない私が長々と語るところではないと思うので簡単に。

全力で粉末状になるまでかみ砕いてみると、

『長期スパンでの開発丸投げが常習化したため、その中身がよくわからなくなってる』

ですかね。

実はここはきちんと話すと相当根が深いのでこれくらいにさせてください。

「ウォーターフォール開発」「アジャイル開発」あたりはもし知らなければ絶対にググったほうがいいです。

7.じゃあどうするの?

スライドはこちら。

はい、これも急に視力落ちるやつですね。わかります。

要するに「他のやり方を模索しましょ」ってことです。

「いくつかの方法案を挙げておくからいろいろいいやり方を試してみてよ!」ってことです。

(個人的には「結局エンジニアを内部に抱えるしかない」と思ってます)

あとこの記載だけは重要なので挙げておきます。

その上で、ベンダー企業においては、受託業務から脱却し、最先端技術活用の新規市場を開拓し、クラウドベースのアプリケーション提供型のビジネス・モデルに転換していくことが必要である。

『SaaS推進していこうぜ!』ですね。(ざっくりしすぎ)

こちらについても結論です。

問題と対策 その②
「長期スパンの開発丸投げでごちゃごちゃしているため、新しい開発のやり方(アジャイル)やSaaS導入を提案してくれている」

8.まとめ

どうでしょうか?

なんとなくDXレポートのイメージは掴めましたか?

もう一度まとめますね。

サマリー
『これからの時代、ITを活用できないのはマジでヤバい。競争に負ける。具体的な問題点を挙げつつ、対策についてはうち(経済産業省)も最大限支援するから各社一緒に頑張ろうぜ!?』

一番伝えたいこと(予想)
「ITを使いこなせてない企業は危機感もって!!」

問題と対策 その①
「アイデア力がなくてITを経営戦略に活かせてない。その対策としてガイドラインを作成しようとしてくれている」

問題と対策 その②
「長期スパンの開発丸投げでごちゃごちゃしているため、新しい開発のやり方(アジャイル)やSaaS導入を提案してくれている」

一人でも多くの方がこの最終行まで辿り着いてくださることを祈っています。

ありがとうございました!スキボタンもよろしくお願いします!

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