『里恋詩くて・・・熊野・高野』紀伊を愛した怒涛詩人さとちゃんを忘れない【239】2008/11/6~2008/11/4

さとちゃんがYahoo!ブログに書き残した詩や文章
そしてさとちゃんの
紀伊の山里の暮らしを愛する心を記憶するために
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里恋詩くて11/6・玉川峡、紅葉へ

2008/11/06 里恋日記

悪かったと
謝らねば
湯水は
流れないよ
みんな
花なのだから

地球環境の事に置き換えても同じこと言えるよね
先日cop26だか終わった所だけど
石炭火力をどうするとか気温上昇を何度に抑えるとか話し合われたようだけど
EUやアメリカや中国やインドの思惑の妥協点探しに終始してた感じ
果たして気候変動問題を地球人類の未来の問題として深刻に真剣に考えている可だろうね
やはり目先の自国の利益優先でしかない
この問題一つだけでも世界のリーダーたる資格はないとしか言えない
未来を語り指し示し行動するのが真のリーダーではないか
未来のビジョン無きリーダーは去れ
10年先 20年先の事しか考えられない様ではリーダーたる資格無し
100年先の未来を考えて今何をなすべきかを国民に問い掛け啓蒙する
その説得力指導力を備えた者が真のリーダー
真のリーダーたらしめるのは賢く洗練された多数の国民
豊かな土壌に豊富な果実は育つ

足元を見つめた話をしてみよう
衆議院議員総選挙が終わってひと月ほど
戦後の保守政治の帰結は衆愚政治を極めてしまった
すべては政治の貧困がもたらした結果
今の社会状況を良しとする人達と私は相容れない
どの社会問題一つ取り上げても最悪な状態
今の状況を喜び歓迎しているのは一握りのいわゆる上級国民
上級国民に大事な事はただ一つ
己の目先の利益だけ
多少の施しを下級国民に与える事はあってもそれは自尊心とは無縁の
単なる世間的な受け狙いの打算的所業に過ぎない
彼らが死を前にして全財産を慈善事業などに寄付する事を想像出来るか
金は使ってこそ価値あるもの
使わなければ物欲金銭欲支配欲のみを満足させるに過ぎない
金持ち資産家勝者という優越感に浸るのみ
では上級国民の彼らは未来においてどんな評価をされるだろう
あるべき未来を想像することが出来ない彼らに未来の自己評価など考える事も無いだろう
今が全てだろうから
人は本来無一物として生まれ
無一物となって死んでいく
その意味が分かれば生き方も変わるだろうが
分からず死んでいくしか無いとしたら
果たしてどんな人生だっただろうと
私からすれば同情と憐れみしか無い
彼らもせかいの真のリーダーになり得る
その才を己の物欲金欲の為に使わず
国や世界の未来の為に使い考えるなら
みんな花の為に国民人類のためになっただろう
そうだったら未来の彼らへの評価も変わるだろう
地球を救った真のリーダーとしての名声を残すことになるだろう
2021/11/22

赤目四十八滝を歩く3・千手の滝・布曳の滝

2008/11/06 畿内・里巡り

千手の滝・布曳の滝

もう昔と言っていいでしょうね
「ちちんぷいぷい」と言う関西ローカルの夕方の情報番組の名物コーナーが「滝巡り」でした
たいがい山奥に滝はありますから生中継の段取りは大変な訳です
その裏側も観せてくれのがこの番組ならではのサービス?
そんな事が出来るのはメインキャスターのこれまた名物アナウンサーの角淳一氏の力
実質的な番組のプロデューサーだったんじゃないでしょうか
今では語りぐさになっているんじゃないでしょうか・・・夕陽中継
これはその日の一コーナーだった夕陽中継を予定のCMをとばして中継を続けた事がありました
あまりに夕陽が美しかったのでそのまま続けようとの角キャスターの独断(多分)
観ていた私は拍手喝采しました
検索で動画がありました
https://sp.nicovideo.jp/watch/sm21973227

滝の名前は色々趣があっていいものですが
同様に峠の名前にも惹かれるものがあります
例えば年に一度お墓参りに帰る途中の峠など
「途中」という言葉が出たついでに峠ではなく「途中越え」と表現する事があります

Oxford Languages
ごえ
【越え】
《国名・峠の名の下に付けて》 国の境または峠を越えて行く道(すじ)。
 「伊賀―」

京都に住んでいるとよく使う言葉として
途中越え 山中越えがあります

峠から横道にそれましたが 毎年お墓参りに帰る道すがらにある峠に天引峠があります
気になる名前ではありませんか
調べるとそれなりの由来がありそうですが
ここは想像で頭の体操をする事にします
毎年帰っていると道路の変化がよく分かりましす
古い家並みを避けてバイパスが整備され
峠を避けてトンネルが作られ車の運転が楽になります
ただ残念なのは以前農家の庭先で見られた花々から遠ざかってしまった事です
快適さを得られたのですからその分失う物があるのは仕方ない事です
その里帰りお墓参りは長年の同居人の里なのですが
姉妹が一人減り 弟が亡くなりした事で帰らなくなりました
もう姉妹は共に90過ぎになって身体も不自由
亡くなる前に会っておこうと数年前に介護タクシーを利用して帰りました
それから暫くして姉が亡くなり
同居人も2年前に旅立ちました
一人となった私はこうやって何か書いたり動画を観たりで
毎日退屈せずに暮らしています
70過ぎて身体のあちこちが油切れで思うように動かなくなりました
こうやって老いは加速して行くんですね
今のところ頭は何とか動いています
人生峠はそろそろ最後の上り口?
下り坂?になるのかな
あるいはまだまだ続く長坂になるのか
一つだけ確実な事は死
やっといつまでも眠れる訳です
有難い事です
2008/11/06

赤目四十八滝を歩く2・へこきまんじゅう

2008/11/06 畿内・里巡り

「赤目て、なんでいうのですか」と、いわれをきいたのですが、地の運転手さんではなかったので残念

なんじゃ、「へこきまんじゅう」て。屁は、健康のあかしだからだろうか。

................
赤目とは?気になるところですね
検索で分かるでしょうか
赤目ですぐ思い浮かぶのはウサギの目
小学生の頃の飼育を思い出す人が多いかも
私はなぜか思い出しません
飼育担当では無かったようです
そもそも私の時代はまだ飼育をやっていなかったのかもしれません
戦後やっと10年ほど過ぎた頃 まだまだすべて貧しかったのではないだろうか
とは言え遊戯道具としてホッピングがあったのをはっきり覚えています
さて赤目の続きです
赤目だけで検索してみます

赤目 - 三重県名張市の町名。赤目四十八滝で知られる。
赤目町 (愛西市) - 愛知県愛西市にある地名。
アカメ - スズキ亜目アカメ科の魚。
赤目現象 - フラッシュを使って写真を撮影した時、人物などの目が赤く写る現象。写真用語。
赤目 - 病気などによって目が充血する症状の総称。
赤目 - 白土三平の時代劇画。

当然赤目四十八滝も出ています
実は気になって検索したのは
赤目 - 白土三平の時代劇画
これを確認したかった為
うろ覚えで自信が無かったのです
忍者物だったかと思うので赤目四十八滝とも関係あるようだと思ったら
忍者の修行地との記述がありました
長くなりますがウィキから引用すると

その地勢ゆえに当地は古より山岳信仰の聖地であり、地元には「滝参り」という呼び方が今も残る(後述の「不動滝」を参照)。奈良時代には修験道の開祖である役行者(役小角)の修行場ともなった。
地名「赤目」の由来は、役行者が修行中に赤い目の牛に乗った不動明王に出会ったとの言い伝えにあるとされる。 また、役行者および修験道と関連するが、忍者の修行場であったとも伝えられている。

赤目の由来も忍者の修行地だった言い伝えも出ています

赤目 - 白土三平について検索を続けてみます
白土三平にはかなり影響を受けた世代ですから
かと言ってこれまで詳しく調べたことは無いのでいい機会かと
それに最近彼の訃報を聞いた気がしますので

白土 三平(しらと さんぺい、1932年2月15日 - 2021年10月8日)

やはり最近亡くなっていました
ネットニュースしか見ないのでマスコミでどんな風に取り上げられたか気になりますが…

父親はプロレタリア画家の岡本唐貴。妹は絵本作家の岡本颯子。弟の岡本鉄二(1933年 - 2021年10月12日)は「赤目プロ」で作画を担当、岡本真は「赤目プロ」マネージャーを経て銀杏社を設立。

「赤目プロ」を設立して制作活動の拠点としていたことは「赤目」の作品との縁が深いと言うことでしょうね

手塚治虫は、白土作品の登場により子供漫画には重厚なドラマ、リアリティ、イデオロギーが要求されるようになったと指摘している[11]。

私が「カムイ伝」を知ったのは高校生時代で雑誌「ガロ」では無くて単行本だったと思う
まさに手塚治虫の指摘通りの白土作品に魅了された
高校生の私にとっては歴史の教科書になった
影響を受けたのは高校生時代だけで卒業してからは彼の作品を見る事はなくなった
後に雑誌で小島剛夕の「子連れ狼」を見て白土の影響を感じた
今回の白土の検索で彼がアシスタントだったことが分かり
その作風に納得した
それらの記憶も遠い昔のことで忘れ去っていた
はからずも白土の訃報を目にし
またさとちゃんの記事で白土三平と「カムイ伝」の記憶が呼び起こされた

「へこきまんじゅう」の事はもうどうでもよくなった
2021/11/20

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