高山が作家として更に飛躍することを願い創作活動を支援したい!~エッセイ「ガーターベルトの女」の作品化を目指して【105】

妄想家・夢想家無名居士の夢物語の記録です
無名作家高山のエッセイ「ガーターベルトの女」の
映画化芝居化・・・その他いろいろ作品化できればなんでも
なんて途方もない夢を観ています

2019.8.05~高山とトンネル工事現場の近況:グダグダ

今日は高山の話から
けど あまり込み入った話はまずいし
当たり障りのない話を書かなくちゃね
いままでけっこう都合の悪いことまで書いた気がしますから
高山の仕事の支障にならないようにしないと
それでなくても今高山は かなりの敵がいますから
仕事の上でも 業界改革の上でもね
高山の仕事は今順調に進んでいます
いい抗夫が集まっていい仕事をする
そういう評判が次のいい仕事を呼んでくるようです
現場の雰囲気も有能な女性が加わることで
その仕事ぶりと才能を誰もが認め
これまで女人禁制の現場に女性を受け入れるようになった
そのことが抗夫達をも変えていく
ここでも好循環が生まれている
しかも有能な女性がもう一人加わった
A子ちゃんとはタイプは違うが
班長を務める有能な抗夫たちもC子の才能を認めているという
高山の今日の話は 抗夫として有能才能があるものが
必ずしも営業とかで成功するとは限らない
しかし 抗夫としてはそう才能がなくても
現場管理や事務的には有能な抗夫もいる
高山のように現場の第一線の掘削でその才能を発揮し
さらに営業でも現在の業績をもたらせた
それだけでなく旧来の悪しき慣習を改めた
そしてまた一つ 古い体質に一石を投じている
トンネル業界の女人禁制というタブーへの挑戦
高山は50を超えた これから10年が勝負
そして後継者の養成 A子は確実に成長しているし
管理者としての資質能力もあるという
問題が一つ A子は30前
高山にしたら 彼女に任せる前にもうワンクッション
人材が欲しいというところ 抗夫から抜擢して社員にした40代の男性は
抗夫としては申し分ない腕があるのだが 営業としては物足りないという
おいおいそれも解決しそうな話がある
それが今日のメインの話だった 
しかし 彼は何故毎日電話してくるのか
私は正直電話がどうでもいい
気になるMのことやA子のことを知りたいとは思うが
それはエッセイを読めば十分だが
確かにエッセイの前に事情を知る特権が 少しは嬉しくもある
高山とは金銭関係では縁を切りたいが
無名魂というブログでの作家と管理人という関係では
この縁を続けたいと思っている
金銭関係では 今の自分はたとえわずかな金額でも
援助できる立場ではない
しかし 昔から私にはパトロン願望はあった 金はないのにね
だから高山との関係は 彼の事情によりつながったものだが
こうして彼のエッセイを映画化したいという夢・・・というか妄想で
毎日遊ばせてもらっている 案外それが生きがいになってると言えるから
金銭関係も疎ましく思うよりも むしろかねてからの夢を与えてくれたと
感謝するべきかもしれぬ その辺をキッパリ自分でも整理し思い切る
この辺が優柔不断の私のいやなところ 自分でも嫌になるが仕方ない
何度もそのように考えようとしてきたのにね
だから思い切ることにしよう
といいつつ またグダグダとグチを書くかもしれないが
なかなかかっこよくは生きられぬ

高山は政治的な問題についてのエッセイも多い
音楽や映画 そして当然本や作家の関するエッセイも多い
他にもこだわりは多いが 高山自身が柔術や剣道をやってや関係で
格闘技 プロレスにもこだわりがあるようだ
自身が小説を書くので小説家に対するこだわりもある
最近 映画雑感が多い
次回からジョン・ウェインの出演作品を続けます
『勇気ある追跡』ジョン・ウェイン雑感

「映画『お熱いのがお好き』雑感」

2019/07/13
マリリン・モンロー主演ビリー・ワイルダー監督のお熱いのがお好きを今回は、挙げます。

モンローに最近やられてますね。

天真爛漫なようで繊細さを見せたり躍りや歌が上手かったりですが、独特のオーラが画面から伝わるからでしょうね。

時代のアイコンになったのも当然でしょうし、今でもこの人のような女優は、ちょっと居ませんね。

監督のビリー・ワイルダーは、洒落たラブコメを作ったら非常に上手いですね。

しかし、この頃はハリウッドでも検閲が入ってて、モンロー映画に対する圧力は凄かったようです。

五十年代から六十年代と言うとまだまだ保守的なので、モンローに対するファンの目も二分化してたようですね。

淫らな女と見る人達も多かったようです。

モンロー自信も鬱や色々あって撮影では困らせたらしいですが、その辺りの細かい事は正直分かりませんね。

ビリー・ワイルダーとのコンビは二作目です。

『七年目の浮気』ですね。

例の、モンローのスカートが舞い上がる有名な映画です。

あれも非常に良いんですが、個人的にはこちらを選びますね。

1926年生まれのモンローが1959年に公開された映画に出てるんですが、モンローの三十代の魅力が出てるのと物語に広がりが有るからですね。

『七年目の浮気』も素晴らしいんですけどね。

ストーリーは簡単に説明します。

調べた出ますからね。

簡単に説明すると、禁酒時代にギャングの殺しを見てしまったミュージシャン二人、冬に困ってしまい女性の楽団に潜り込みます。

女装をしてですが、ギャングから逃げる為でも有りますね。

その二人をサックス奏者をジョニー・カーティスがやり、ベース奏者をジャック・レモンが演じます。

二人のコンビが、非常に面白いですね。

一般的には、ジャック・レモンの評価が高いようですが、ジョニー・カーティスも素晴らしいですよ。

その女性の楽団に、ウクレレと歌手のモンローが居ます。

皆で汽車に乗って移動となりますが、ここでモンローが登場します。

モンローの登場を焦らすような感じも上手いし、いきなり足のガーターベルトの所にウィスキーを隠してる所から見せます。

この頃のモンローは、若干太ってるかも知れないんですが、美脚から見せるのが上手いですね。

禁酒時代ですが、庶民は隠れて飲んでいたようですね。

しかし、モンローはふとした事から楽団を仕切ってる人に酒を持ってるのがバレます。過去にもバレてるから、楽団を追い出される可能性も有るんですね。

そこをジョニー・カーティスとジャック・レモンが助けて、友情が生まれます。

しかし、モンローは二人が男だとは気付いてません。

あくまでも、女性同士の友情です。

他の女性楽団員も気付いてないんですね。

ジョニー・カーティスが硬い感じで、ジャック・レモンがおふざけの多い感じですね。

そうして、モンローと二人の女装した男達とは仲良くなりますが、ジョニー・カーティスがモンローに惚れてしまいます。

そして、女装辞めてモンローに、シェル石油の御曹子だと嘘をついて近づきます。

モンローは女装した人と気づきません。

ジャック・レモンにが、女性だと勘違いして近づいた老紳士の船を上手く利用してモンローとジョニー・カーティスは結ばれます。

この辺りのドタバタぶりも、スマートに上手く描いてますよ。

しかし、上手く行ってたと思ってたら、二人がたまたま見てしまったギャングが二人のホテルに来ます。

そして、二人に気付いてしまいます。

そうなると逃げないと不味いとなって二人は逃げますが、そのギャングが内輪の争いで殺されたりします。

ジョニー・カーティスは、逃げないと不味いので仕方なくモンローに別れの電話をします。

しかし、ラストは船で逃げるんですが、モンローもそれに飛び込んで来ます。

そして、正体をばらしてもジョニー・カーティスとモンローは結ばれます。

この船が、ジャック・レモンが女と勘違いした老紳士の物で、老紳士にジャック・レモンが、自分は本当は男だと言いますが、完全な人間は居ないと言ってとりあいません。

ここでENDです。

非常に良く出来たラブコメディです。

しかし、何故かモノクロなのですが、これはジョニー・カーティスとジャック・レモンの女装がカラーで映ると非難が出るからとの配慮らしいです。

この頃のハリウッドは、検閲団体が力を持っていて様々な圧力があったようです。

モンローも人気が有りながらも、保守的人間には嫌われてたようですね。

ビリー・ワイルダーは洒落た映画を作りますが、そういう検閲に対して闘った監督のようで違う一面も有るんですね。

この映画の良いのは、モンローだけの魅力に頼らずにジョニー・カーティス、ジャック・レモンと言う二人のコンビの魅力も出ていて、モンローを見事に引き立ててます。

それとモンローが歌う「アイ・ウォナ・ビー・ラヴド・バイ・ユー」も非常に良いですね。

モンローの歌は、独特のかすれ声で情感とセクシーさがありますね。

上手いし独特ですね。
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なかなか、彼女の映画がレンタルに少ないですが、探してまだまだ観たいと思いますね。

彼女の私生活は、相当波乱万丈だったようですが、間違いなく素晴らしい女優ですよ。

不世出の天才的女優だと思いますよ。

ただの、セックスシンボルと舐めてたら痛い目に合いますね。

ストーリーは、分かりにくいかも知れないですが、そこがポイントじゃなくてモンローとジョニー・カーティス、ジャック・レモンが、ビリー・ワイルダー監督のお陰で素晴らしい映画を作ったと言うのが記憶されたら良いですね。

是非見て欲しいですね。


おわり

エッセイ「ガーターベルトの女」~アピール動画集

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「ガーターベルトの女 外伝」(フィクション編) 1
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