思いやりから生まれる『つかいやすい』デザイン
『思いやり』
それは、私が仕事をする上で、もっと言えば生きていく上で最も大切にしているワードではないかと思う。
相手の心に想いを馳せ、何を望んでいるのか、何を考えているのか。
想像し、寄り添う。
そんな「ひと」の心に想いを馳せる私が、今抱いているデザインの定義がこれ。
『言葉にならない想いや形にならないイメージを、思いやりをもって人に寄り添い、見て聞いて触って分かるものに変換すること。
その先で、「好き」の気持ちが出会い、育まれ、心が豊かで幸せな世界が生まれること』
思いやりをもって寄り添うとは:
人をみつめ、観察し、傾聴し、理解すること。
伝わる、見える、届く形にすること。
記事はこちら。
そんな私がお仕事で大切にしていることを書きます。
こんな気持ちでデザインしています
①デザインのお仕事をする上で意識していること
●人の話をよく聞き、正しく理解するよう努める
正しい理解は、正しいアウトプットにつながる。
どんな仕事も、相手の望むものをつかむには、まずよく聞くことから。
●関わる人(顧客、開発者、ユーザー)の誰がふれてもつかいやすいものになるようにつくる
つかいやすくなければ、つかわれない。
つかわれてこそ価値がある。
つかいやすいものはつかうごとに育ち、愛されるものになる。
●顧客の要望をかなえるために何を提案することが最適かを考える
ユーザーがふれたとき(見たとき・聞いたとき)にどう感じるかを考え、どのように伝わるかを考える。
具体的には、
文字は読みやすいか、
情報過多になっていないか、
イメージは顧客の想いを伝えるものになっているか、
初見での印象(トンマナ)はユーザーのニーズに合致しているか、
(Webなら)読み込み速度は適切か、Googleが正しく読み取れるものになっているか
●顧客やチームメンバーとの認識がずれないように相互確認を怠らない(スケジュール・要件・目的)
認識のずれがない。同じ目的を共有している。
やり取りがスムーズになり、心のズレが生まれない。
気持ちのよい仕事ができる。
それが、より良いアウトプットにつながる。
②これからもっとできるようになりたいこと
●顧客がもつ想いを言葉やイメージでつかめるよう対話を重ねる
今よりもっと近い存在で、もっと対話を重ねられる。
そんな関係性でお仕事をしていきたい。
そうすることで、より顧客の想いを言葉やイメージとして具現化できる。
●ユーザーが求めているものをより理解できるよう情報を集める
ユーザーが何を望んでいるのか。どんなものを好むのか。
データが苦手な私がもう少しデータを活用できるようになったら、もっと伝わるカタチになるのではないか。
この気持ちがどんなデザインを生むのか
●顧客の想いがより具現化されたカタチとして出来上がる
顧客の納得感が上がることで商品に自信をもって提供できる。
●顧客がつかいやすい
運営負荷が軽減され、より商品が育つ。
育って愛され、より良いものになる。
●開発者がつかいやすい
チーム間のストレスが軽減され、より良いアウトプットが生まれる。
開発スピードもあがる。
●ユーザーがつかいやすい
つかいにくいという不満での商品離れ(離脱)を防げる。
ストレスなくつかえることで顧客の想いが伝わりやすい。
つかいやすいということが価値になる。
●商品を必要としているユーザーの目に留まりやすくなる
届けたい相手(ターゲット)に届く商品になる。
『つかいやすい』デザイン=思いやりのかたち
ここまで書いてみて、気づいたこと。
それは、私がデザインするときに最も大事にしていることは、
『つかいやすい』
ことだということ。
いろいろ振り返ってみたところ、現在の会社へ勤める際に提出したポートフォリオの最初のページにも、既に記されていました。
日常でも、つかいやすいように物の配置を考えたり、綺麗に整理整頓したり。
相手へストレスをかけないよう、知らず知らずのうちに気を配っていました。
それが私の「思いやり」のひとつなんだと思います。
きっと昔から、とても大切にしていたもののひとつなんです。
私がつくるデザインは、こんなデザインです。
『つかいやすい』デザイン=思いやりのかたち
・・・・・・・
『つかいやすい』デザインは、より良く商品が育つ。
より洗練され、よりスピードがあがる。
よりストレートに想いが伝わる。
つかいやすいことが価値になり、選ばれる理由になる。
【好きの気持ちが、つながる、ひろがる。】
想いを言葉とイメージでカタチにする。
好きの気持ちで心豊かな世界をつくる。
デザイナーとして「おもい」や「ひと」をつなげるお手伝いをしています。
想いをどんな風に形にすればいいのか分からない
気持ちが伝わる言葉やイメージを求めている
そもそも自分の想いを言葉にできない
具体的なデザインのお仕事だけでなく、想いを言葉とイメージでつかむところから、対話を通してお手伝いします。
ちょっと気になったら。
noteのお問い合わせからお気軽に。
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