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社会人になって最初に知って欲しい「親孝行」の大切さ


いつも読んでいただき、ありがとうございます。

就職活動もそろそろ落ち着き、来春には社会人になるのだろう、と卒業予定の学生のみなさんは様々な気持ちを今から抱いていると思います。

仕事をちゃんと覚えられるだろうか?
上司や同僚と仲良くやっていけるだろうか?
など不安を覚えることもあると思いますが、

学生時代のアルバイトとは違ってそれなりの給料をもらえます。
その給料で欲しかったものを買おう。少し贅沢できるかな?など色々考えることもあるでしょう。最初にもらう初任給を考えたら何に使おうかな?とワクワクしながら考えるのではないでしょうか。

自分が社会人になって1ヶ月頑張ったのですから、当然自分の為に使うこともいいと思います。しかしその前に考えて欲しい大切なことがあります。

それは「親孝行」です。
そして私たちの会社では親孝行を全社員に推奨しています。

この記事では、その理由となぜ親孝行が大切なのか?を解説しています。

いつも後回しになる親孝行

親孝行と言われても大切だと分かってはいるけど、、ついつい後回しにしてしまう。面と向かって、ありがとうなんて気恥ずかしくて言えないし、何をしていいかもわからない。さらに両親もまだまだ元気なので、おじいさんおばあさんになってからかな!笑

総論賛成、各論反対という感じで、なかなかできていない人が多いのではないでしょうか。弊社の新入社員も、親孝行と伝えるとまだまだご両親も若く健康で元気でいらっしゃるケースが多いためか、やはりはじめは他人事のように考えていることが多いです。

全社員に「親孝行」を推奨する理由


自分を生み、育ててくれた両親を大切にすること。「親孝行」は私たちの会社が最も大切にしている文化の一つです。

「親孝行」を大切にすることはここ数年で言い始めたものではなく、創業以来大切にし社員に言い続けてきました。一見、会社経営において関係のないように思う方も多いと思います。

でも結果的にこの文化は、これまでの会社の成長に大きく寄与しているように私は感じています。

もちろん会社経営をより良くしていくために、親孝行を推奨しているわけではありません。

わたしたちの会社のミッションは、「社会の役に立つ立派な人間を一人でも多く輩出する」です。企業として利益を出し納税することは大前提ですが、単に利益を追求するだけが目的ではなく、立派な人間を輩出し、社会により良い機能を提供すること、つまりは社会の役に立つことを目指しています。

では、社会の役に立つ立派な人間とはどのような人か、とよく質問されます。

その答えは「人に与えることのできる人」です。

世の中のほとんどの人は、
「自分が幸せになるためにはどうすればいいか」
「自分の生活のためにお金を稼ぐ」
「自分の欲求を満たすために〜〜」
と自分にベクトルを向けている人が多い印象を受けます。

私たちが目指す人物像はそうではなく、
「誰かの役に立つにはどうすれば良いか」考えられる人
「自分ではなく他の人を幸せにするため」に行動できる人

つまりは自分ではなく相手にベクトルを向けることのできる、ギバー(与える)の考え方を持ち行動できる人が「社会の役に立つことのできる人」である、と考えています。

一番に孝行すべきは両親


少し遠回りになりましたがその意味で、自分以外にまず一番はじめに幸せにすべき人は誰か。

それは両親ではないでしょうか。

両親がいなければ私たちの人生は始まっていません。そもそも自分は存在すらしていないのです。

この原則的な人間関係の基礎をおろそかにし、このことに感謝できない人を私は立派だとは思えません。

両親を大切にする。それは子の役目です。例え自分が望む教育が受けれず、劣悪な環境で育ったとしても関係ありません。親孝行をすること。それは義務であると考えています。

「両親よりもまず息子・娘を大切にしたい」そのように言う人の気持ちもわかります。ただその上で、やはり一番に孝行すべきは両親です。
なぜなら子を大切に育てるのは犬や猫、動物でもしている当たり前のことで、両親を大切にし親孝行をすることは、人間であるからこそできる尊いものだとわたしは考えます。

このような考え方は少し極端かもしれませんが、両親という一番近い人間関係において感謝の気持ちを持つことができない人が、日常生活において他者に対して思いやりを持った行動が本当にできるのでしょうか。

クライアント様、上司、同僚、後輩、友人、そして家族。

「わたしは一人で生きているし、自分のためだけに生きている」
という人も、必ず両親のおかげで人生がはじまり、必ず少なからず周りの人があってこそ成り立っている。その揺るぎない事実から目を背けないことが大切だとわたしは考えています。

だからこそ、自分が心地よいと感じる友人とだけ付き合っていれば良かった学生時代とは異なり、さまざまな人間関係・利害関係・責任が発生する社会に出る時にこそ、親孝行の大切さを改めて知って欲しいと思うのです。

新入社員の初任給のタイミングで必ず伝えること

私が毎年、新入社員が初任給を受け取る際に必ず伝えていることがあります。

「親のスネをかじるのはそろそろ卒業しましょう。これからは親孝行をする番です。初任給で両親にプレゼントや食事に招待するなり感謝を伝えてください。気恥ずかしくとも、理由をつけてやらないよりもやって批判された方がいい。いかに行動できるか。それが一番大切です。」

若くして親孝行ができる人は立派ですよね。そんな素敵な人を増やしていきたい。私自身、社員の見本になれるよう親孝行を引き続きしていきたいと思います。社会の役に立つ立派な人間を一人でも多く輩出するために。


最後までお読みいただきありがとうございました。


少しでも読んでくださった方にお役に立てると嬉しいです。

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