一宮りん

アラフォーがさまざまな人・世界の「ワンシーン」を綴ります。読み切り形式が基本、世界観も…

一宮りん

アラフォーがさまざまな人・世界の「ワンシーン」を綴ります。読み切り形式が基本、世界観も時代もキャラクターも都度変わります。お楽しみいただければ幸いです/著作権は放棄していません。無断転載・改変禁止です。 ヘッダー画像© photosku.com

最近の記事

面倒くさがりが毎日できている「そうじ+布団干し」の方法

家事が楽しくない面倒くさいの私ですが、毎日「そうじ+布団干し」をやれています。 平日は会社勤務なので、昼間は時間ゼロ、それでもやっています。 面倒くさがりでも「毎日」やっているのに必要な道具は ・コロコロ ・クイックルワイパー ・床拭きワイパー(100均) ・霧吹き(100均) ・フローリング用掃除シート(ドラッグストア) ・椅子 だけです。 面倒くさがりでも毎日できている、安くて早くて簡単で~の方法、紹介します。 条件:大人の一人暮らし/掃除箇所は、6畳ワンルームと小

    • 1階のプールで、泳ぎそこねた

       私と従姉を弟を乗せて、晴れた昼下がり、母はプールへ向けて車を走らせていた。  この中の誰よりも高齢・御年70歳過ぎだが、高校三年生の時に免許を取得して以来、ずっと無事故でハンドルを握り続けてきた兵(つわもの)だ。母方親族では、うちの母=運転手が不文律となっているし、まして子どもの頃からそれが当たり前だった、私ら娘息子や従姉妹たちにしてみれば、なおさらである。全員免許持ちだが、あえて「運転しようか」とは言いださないのが当たり前だった。  ドン・キホーテへ向かう坂道を下ってい

      • 私の一人暮らしの家事暮らしとは、自己奉仕と周りへの気遣い

        随分と前、友人たちとランチに出かけた時のこと、 「会社には毎日お弁当持って行っているし、ご飯は基本自炊だよ」 と話したら、 「すごいね、えらいよねー」 と素直に感心された。 「家族じゃなくて、自分だけだったら、カップ麺とか手を抜くもんねえ。(自分一人のために)そうやっているのって偉いよ」 いやー、ご家族の家事一切の面倒みているあなたたちの方がエライ!すごい!と心の中で感心しておりました。 時は流れて幾数年。 相変わらず、お弁当作ってご飯は自炊で(たまに袋めん、ご

        • 再開~停止の理由2つ、再開の理由2つ

          随分、久しぶりのnote投稿。 何故にこんなにも間があいたかと言えば、コロナのせいではなく。 端的にいって「書こう」ということに意識が向けられなかった。 下手でも何でも、書かなければ文章力はあっとゆーまに落ち込んでいくのは、同人二次創作からはじまった文章作品創作活動二十年以上の経験から、いやっというほど知っているというのに。 理由は二つ。 その1:物語やエッセイをつむげるほどのネタが起こせなかった。 既存のネットや小説で面白い話があり、魅力的な本(娯楽系からお堅い系まで

        面倒くさがりが毎日できている「そうじ+布団干し」の方法

          簿記2級試験についての所感、受験した感想~4回目に受かった独学社会人の証言Part2

          タイトルの写真とおり、第154回簿記2級検定試験、独学で合格しました。 その経験をもとに ・必要な勉強項目・勉強方法・勉強道具 ・具体的な簿記2級試験についての所感、受験した感想 をまとめてみました。 今回は「具体的な簿記2級試験についての所感、受験した感想」です。 条件:フルタイム社会人、土日祝休み、残業ほぼなし 状況:6年前に2回受けて2回落ち、去年11月に落ちて、今年の2月に「4回目の正直」で合格 ■ここを注意!簿記2級の問題点2016年度から改定がはじまった、

          簿記2級試験についての所感、受験した感想~4回目に受かった独学社会人の証言Part2

          簿記2級合格~合格に必要なのは、勉強時間ではなく、物量・回数!~4回目に受かった独学社会人の証言Part1

          タイトルの写真とおり、第154回簿記2級検定試験、独学で合格しました。 その経験をもとに ・必要な勉強項目・勉強方法・勉強道具 ・具体的な簿記2級試験についての所感、受験した感想 をまとめてみました。 今回は「必要な勉強項目・勉強方法・勉強道具」です。 受験した私の前提は以下。 条件:フルタイム社会人、独学、土日祝休み、残業ほぼなし、一人暮らしで家事もあり 状況:6年前に2回受けて2回落ち、去年11月に落ちて、今年の2月に「4回目の正直」で合格 合格するために必要だっ

          簿記2級合格~合格に必要なのは、勉強時間ではなく、物量・回数!~4回目に受かった独学社会人の証言Part1

          私とアニメと漫画と小説は、一生ものの縁である

          アニメにはまったきっかけは多分、聖闘士星矢(←これ「せいんと」と打ったら自動変換した。初めて打った単語ですけど!)。 あとクラスに数人、ちょっと漫画かく系の女子がいて、話したりもしていたから。 その後、自宅で細々買い込んでいるだけだった少女小説は、高校の図書館でフルでそろっていたからはまりこみ、当時売れていたジャンプの漫画にも溺れ、その流れで20歳過ぎてからコミケ(当時晴海)にも行き、薄い本も購入(十二国記とスラダン)。 バブル名残の豪華旅行やブランド系に興味を示さず、ず

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          この世界のさらにいくつもの片隅に~強くもえらくもない人たちの毎日~(※ネタバレ有)

          前作「この世界の片隅に」で、時間の関係上、原作から削られていたエピソードを追加しての新作。 ムビチケで前売りゲットして、思ったより上映館が少ないなあーと思いながらも、楽しみに見てまいりました。 ※ここから下の内容は、ネタバレです。 まだ未見の方、これから見に行く予定の方は、閲覧注意でお願いします。 ネタバレで書かないと、感想が書ききれないのでご容赦を。※ ■前作との違い「リンさん」や「テルちゃん」という、遊女=女性が、活き活きと描かれています。 その遊女たちとかかわること

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          機動警察パトレイバー  the Movie ~30年越しの念願達成!

          2019年12月28日。 年2回の某イベントで大盛り上がりのすぐご近所でユナイテッド・シネマ・アクアシティお台場において、1989年公開の映画 「機動警察パトレイバー the Movie」 の上映会と当時の制作主要メンバー様方によるトークイベントに行ってまいりました! とにかくとにかく、年末に大満足なイベントに行ってきましたので、関係各位にご迷惑かからないように気を付けつつも全力でレポート書いてまいります。! ■きっかけいつもは見ていない某番組をつけていたところ、そのCM

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          働き方改革~時短=幸せじゃないという理由

          「生きるために働いている」のであって、「仕事するために生きているわけじゃないわこらぁ」とか、世界の隅っこで叫びたくなる日もあったりなかったり。 体壊してまで働くとか、熱のでたへろへろの体で出社するとかありえない!と思う。 それをまた「スバラシイ」とほめる上層部・経営者は、幼稚園からやり直していただきたい。 とはいっても。 「定時定時といっても、ある一時期は残業でもなんでもやっていかないと、実力が身につかない」 という、誰もが認める出来る方のご意見というのもまた一理あり。

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          なんて素敵にジャパネスク~私の原点&好きすぎて

          去年、プロの書き手さんによるアンソロジーが出たとき、どれほど嬉しかったことか。 そして同時に、もう決して「原作者の続編」が読めないことが、さみしいことか。 中学生の時、本当にたまたま出会った人生初の「少女小説」。 最初にして最愛といっていい、私の小説人生の殿堂でありはじまりが 「なんて素敵にジャパネスク」。 です。 ■概略平安時代の貴族のお姫様と、その幼馴染や家族、友人知人とのラブコメでありながらも、結構本格的なミステリもあり。 主人公は由緒正しいお姫様なのに、屋敷をほ

          なんて素敵にジャパネスク~私の原点&好きすぎて

          十二国記「白銀の墟 玄の月」評価が割れた理由(ネタバレ無し)~それでも私は好きでたまらない~

          ■何故、こういうことを書こうと思ったのか?・十二国記にはまったばかりだけれど、この先を読むかどうか迷っている ・18年ぶりの新刊、期待も大きいけれど、不安もある という方への、読む・読まないの一つの判断になれば、ということが一つ。 あとは、25年近いファン歴の人間として「こういうところは、こうなんだと思う」というところを書いておきたいというのが一つ。 独自見解ではあるので、「ここに書いてあることが、すべて正しい」とは限らないことは、事前にご承知おきください。あくまで一人の

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          私のこと~ただ今、あがき中

          はじめまして。 noteでのP.N:一宮りん(いちのみや りん)です。 現在、自己分析あがき中真っ最中であり、その一環として「誰かに自分を紹介する」という視点に徹して紹介文を書きます。 1.生まれ育ち 昭和49年に生を受け、子供時代を昭和で過ごし、大人未満から社会人を平成で過ごした。 性別:女性。 神奈川→群馬→神奈川(最初と別地区)で子ども時代を過ごし、現在も距離は短い転居をして別地区の神奈川住まい 2.性格 地味目。流行に興味ない。強固なマイペース。 子供時代の引っ

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          「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」読了しました

          あとがき・謝辞部分除いても、403ページ。 ただ、この「分厚さ」が、インスタグラムや各種手帳術・ノート術周辺で賑やかな「バレットジャーナル」の全てを網羅したが故の分厚さ。 バレットジャーナルを始めている人、言葉だけご存知の人、自分自身へのまとめとして内容を紹介していきます。 ■この本が「バレットジャーナル」において重要であることの理由 今まで日本で出版されてきた「バレットジャーナル」まわりの本は、「バレットジャーナルを活用している人」が出版した本。 対してこの本は、原

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          口に出していいよ!

          社会人一年目の私へ 居心地よかったよね。 中学、高校と軽いいじめで人付き合い下手で、自信なんてなかったのに、部署の人たちは優しかったし、つたない仕事でもお給料いただけたし。 同期の友人たちも、気さくに名前読んでお弁当も一緒に食べて。 口下手なときにも、「そんな言い方じゃなくて」と、ちゃんとつっこみいれてくれていたし。 だからね。 「私なんか」って、卑下しなくていいよ。 遠慮しないで「あれやりたい」って言っていいよ。 「こう思う」って、はっきり言っていいよ。 もしも間違っ

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          さまよえる百人一首~紫式部(57番)/4670文字

          ・以前設定を思いついた現代×百人一首ファンタジー ・「57番」は百人一首の番号 ・史実の登場人物の性格は、史実通りになっていません。 ・読み切り前提で続きは不明です  ドライヤーでお風呂上りの髪をかわかした森村鈴子は、リビングの真ん中で宙に浮いている十二単の女の人と目があった。  人生35年経過してからこのかた「霊感」などというものを自覚したことのない鈴子は、「これは夢だ」と直ちに割り切る。  ここ最近、仕事が忙しすぎるあまりに、夢を見ているのだろうと。  そうとわかれば遠

          さまよえる百人一首~紫式部(57番)/4670文字