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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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2022年11月の記事一覧

junaidaの絵には魔法がある/一日一微発見351

junaidaに最初に逢った頃から、彼の絵には特別な魔法があるな、と思っていた。その頃、多くの…

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アンディ・ウォーホルは日本の美学が好き/一日一微発見350

アンディ・ウォーホルは、コンテンポラリーアートにおいて「特別」だ。そして「クール」。 「…

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浜松の「仮の家」で「三ヶ日會」を始めた意図について/一日一微発見349

今年3月に「仮の家」が完成して「仮の生活」が始まった。 僕の考えでは、家は建築家の「作品…

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「具体」展を辛口に評す。/一日一微発見348

僕は大阪の小学生時代の担任の先生が、具体のメンバーの一人、浮田要三がやっていた児童誌『き…

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アートブックの未来を切り拓く(Tokyo Art Book Fairにて)/一日一微発見347

この9月に、3年近くぶりにヨーロッパヘアートの旅にでかけることができた。 僕にとって海外の…

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縄文模様に「アートのはじまり」を学び直す(山梨県立美術館での縄文展)/一日一微発見3…

コンテンポラリーアートの研究や実践をしていていつも脳裏をはなれないのは、「アートのはじま…

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伊藤桂司のミドリの宇宙へ/一日一微発見345

月蝕とかを見ていていつも思うのは、どうして地球に棲む人間から見て、月と太陽の大きさはほぼ同じものなのだろうか、という疑問だ。 疑問だと思っても、宇宙の方がそうなのだから疑問に思うこと自体が「無意味」なのではあるが。 そんな時に僕はいつも、この宇宙というのは、映画『銀河ヒッチハイクガイド』のように、「誰か」によって 周到に設計されつくられていて、僕らはまるでディズニーランドにいるかのようにその舞台で生きているにすぎないということだ。

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