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アート思考・後藤繁雄の一日一微発見

「一日一微発見」というのは、僕が師匠だと思っている文化人類学者、故・岩田慶治が日々やっていたこと。 僕はそこからヒントをもらって、もう15年ぐらい前だけど、ネットで日々連載してい…
編集者・アートプロデューサー・京都造形芸術大学教授/後藤繁雄です。 アートや編集のこと、思考、アイ…
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2022年2月の記事一覧

品川亮くんの画室を訪ねる/一日一微発見288

4月に瀬戸内海の直島に「ろ霞」という名の新しい旅館がオープンする。 この旅館は国内外から…

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欲望やエゴを超えたデザインに向かえ!(柳宗理記念デザイン研究所にて)/一日一微発…

金沢は個人美術館(記念館)がいくつもあって、それが都市の魅力を増幅している。 朝からの仕事…

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クリエイティブに生きるための場所を求めて(三ヶ日の小屋)/一日一微発見286

京都で5年半借りていた町家を引っ越し、浜松の三ヶ日に小屋を建てたので、今日はいろいろ持ち…

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「クリティックの再生」ということについて/一日一微発見285

僕は「編集」の仕事やインタビューの仕事を長くやってきたので、全ては、人や作品に対する「リ…

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ダミアン・ハーストの盗作の話から考える/一日一微発見284

まもなく日本でダミアン・ハーストの「桜」の展覧会が行われる(国立新美術館 2022年3月2日~…

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2020年代のアートについて思うこと/一日一微発見283

アートワールドはさまざまな「プレイヤー」で出来上がっているが、自分のことを考えたときに、…

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大阪のアートの血が騒ぐ/一日一微発見282

朝一番で、オープンしたばかりの大阪中之島美術館へ行った。ちょっと散歩したかったので、淀屋橋から川沿いに行った。 このあたりは、20年ぐらい前からよくウロウロしていた。それはgrafが拠点とする店があってよく行ったし(もうgrafは引っ越してしまったが)、その後、国立国際美術館が万博公園から引っ越してきたせいもある。 そしてそして今度は、大阪中之島美術館の出現である。黒い四角い不思議な佇まいの「現代美術館」が完成した。 僕は血も身体も大阪人である。父方の本拠地は神戸の甲東園だ

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