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小2母、親としてできること、正味あと2年(ぐらい)。

先日、大切な大切な友人に赤ちゃんが産まれた。
めでたい。本当にめでたい。もう、めでたいが渋滞している。
あふれ出る気持ちを抑えきれず、
友人に「おめでとう!」とLINEしたら
友人からは「パパママ8年生の先輩のご指導、ご助言を賜りたく、何卒よろしくお願いします」というLINEが返ってきた。

・・・そうか、我ら、もう「8年生」なのか・・・!
息子との付き合いも随分長くなったもんである。

私はかねてから、
「親として子供と一緒に何かできる/教えられるのは10歳まで」
と思って生きてきた。
だって小学校高学年になったら、
早い子だったら反抗期に突入して、
かつて「ママー❤」と呼んでいた人物のことを
「クソババァ」とか言い捨てたりするわけよね。
「ママー❤」と「クソババァ」。
これが同一人物を指す単語だなんて、一体誰が想像できようか。

で、「ママ」がひとたび「クソババァ」に進化してしまったら、
その先、クソババァの話なんか素直に聞いてくれないでしょうきっと。
よしんば、長い人生の中で、素直に聞いてくれるときが来たとしても
その時には、親としての役目はとっくに終わっているかもしれない。
もしも、やさしい子としてすくすくと成長し、
「クソババァ」系の単語とは無縁の反抗期を送ったとしても
年齢と共に、ひとりで行動できる範囲は間違いなく広がっていくから
息子の一挙手一投足を、親が後ろで見守る必要はなくなってしまう。
そういえば、子供たちを対象とした科学系のプログラムに参加するために
親子で種子島に行ったときも、
小学校4年生以上の参加者たちは、原則として 
東京や愛知の自宅から、ひとりで鹿児島空港まで来てた っけ。
(※ もちろん、この子たちが飛びぬけて優秀ということもあります)

ということは、親として
子供と一緒に何かに没頭したり
人生で大切なことを教えたりできる期間って
実は あと2年ぐらい しかないのでは。

ああ・・・、近所の公園で一緒に遊んで
息子の体力に追い付かずにへとへとになる日常も。
「ママー! あのね、今日ね・・・」って
今日あったことをマシンガンのように話してくれる日々も。
あと2年ぐらいで、終わっちゃうかもしれないんだなぁ。

あらためて逆算してみたら、
残された時間はあとわずか ということに気が付いた小2母。

一緒にできてないことや
親として教えられていないこと、
まだまだたくさんありすぎる。
ある日突然「クソババァ」と呼ばれて
「ああ、リミットが来てしまった・・・!」と絶望しないよう、
息子との1日1日を、大切に過ごしていこうと思います。

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