3月という「ゆるふわ」な語感に43年間騙されていた話。3月は寒い。

12月になりました。
毎年この季節になると「1年ってあっという間だねー」と言ってる訳ですが
それ以上に毎年言ってる気がするのが
「12月って結構暖かいね」　と
「3月って結構寒いね」　という一言。

12月。冬。
3月。春。
冬の方が春よりも寒いに決まってる、と
これまで、全く疑うことなく信じていたのですが
毎年12月が来るたびに思う。「12月って暖かいなー」と。
特に、ここ、冬でも温暖な静岡市では、とみにそう思う。
そこで、「いっそのことデータで検証してみよう」と思い
過去10年間の気温を調べてみました。

12月1日の平均気温　最高　18.00　/　最低　8.73
3月1日の平均気温　最高　15.21　/　最低　7.21
（※　静岡市における過去10年間の気温の平均）

3月1日のほうが、最高気温、3℃前後も低い・・・！
しかも最低気温に関しては、
最低気温が3℃台だった年が過去10年間で3回も・・・！

では12月1日と同じぐらいの気温なのは
3月ではいつごろなのかというと

最高気温　→　3月27日と同じぐらい
（3月25日：16.78℃
　3月27日：18.08℃
　3月30日：18.56℃）

最低気温　→　３月19日と同じぐらい
（3月18日：7.84℃
　3月19日：9.40℃
　3月20日：9.87℃）

でした。
3月1日では、そもそも比較にすらならなかった。寒すぎて。

「3月」という言葉には
春は出会いと別れの季節～　とか
もうすぐ桜の開花が～　とか
大学合格したー！サクラサク！！　とか
気温も気持ちも暖かいイメージがつきまとっていたのだけど
（※　個人の感想です）
結論、3月は寒い。
12月1日よりも断然寒い。

これから訪れるであろう、本格的な寒さに
心身共に立ち向かうために。
「・・・この寒さは3月まで続くんだ」と肝に銘じて
長期戦で乗り切りたいと思います。