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連載「イチロー部屋のイッピン」39.Dice-K vs Ichiro First Pitch at Fenway Park

松阪大輔が引退した。これはDice-Kが、Ichiroにメジャーで初めて投げた瞬間のポストカード。

2007年4月11日、舞台は1912年に建設されたボストン・フェンウェイパーク。Dice-Kの手にはボール、一本足打法のIchiro。初球は126キロのカーブ。イチローが“オヤッ!⁈”とした顔が懐かしい。


プロ野球の初対決は、1999年5月16日西武ドーム。松坂は無安打3三振にイチローを抑え「自信が確信に変わりました」と語り、イチローは、2か月後に松坂太輔から狙って通算100号ホームランを打ち「100号は松坂君から打ったほうが喜んでいただける」と記者会見で語っている。

2004年、松阪が「イチローさんから258安打のボールを送ってきた。なぜかわからないけど」と(確か)話していた。メジャーで勝負しようと、イチローはエールを送ったのだろう。

もう一つ、’06WBCの福岡合同合宿での練習中、イチローは松坂太輔に叱咤する。「疲れてなめてやっているだろ。分かるぞ。おまえ。 何がしょうがないだよ。深いところところでなめているだろ。なめているな」 
二人の関係の深かった。

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