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「お母さんの娘」から卒業してパートナーシップを感じるには


こんにちは、カウンセラーの市川亜希子です。


今日はなんかやけに恋人のちょっとしたひとことにイライラする日です。


なんやろなー、って思ってちょっと横になったとたん、落ちるように昼寝していました。


疲れてるとけんかの種を植えてしまうみたいです。反省。


さて本日は、無料カウンセリングサイト「ココロノマルシェ」にいただいたご相談へのブログカウンセリングです。



こんにちは
根本先生のブログ、本、セミナー受講、そしてカウンセリングで1度お世話になっています。ご相談させてください。

幼い頃ブラコンで、兄や兄友人や父にバカにされるのが嫌で恥ずかしく、ドンドン自武女の道を進む。中学のイジメと兄の問題行動で無価値感最高に育ち、それをはねのけるためさらに武士道を貫き男性性バリバリな私。結婚後は実家のような家庭を作ろうと理想をかかげ、ついてこれなくなった旦那に不倫され、ハートブレイク。

先生からの「自分軸」「女性性」などアドバイスを元に自分を受け入れようとお稽古の日々です。

最近、ラスボス母問題に突入しようかと思ってます(まだ早い?!)自分を見つめていくと、良くも悪くもここにぶつかります。
それを意識し始めたからか、母の言動が「嫌だなぁ」と感じます。自分も同じことを旦那にしていたんじゃないかと、鏡を見ているようです。

母は過保護でコントローラーです。
父の愚痴を言う、子どもを使って父に文句やお願い事をする、「みんなこうなんだから」発言、周囲から物事を固めていく……などなど、嫌だなぁと思います。もちろん、母は好きですしすごいと尊敬してるし感謝もしています。どう向き合えばいいか分からなくなり、とりあえず実家と距離をおくことにしました。

思えば、里帰り中は私が天下になったようで、『母に認められた、甘えられる、母も喜ぶ』最高の環境でした。そうして、こどもが産まれてからドンドン依存してしまった気がします。

母の言うことは絶対、願い事は叶えなきゃ、とどこかで思ってます。きっと旦那よりも優先的に。そもそも私の恋愛優先順位はものすごく低いことも最近の恋愛講座で思い出しました(笑)

とりあえずこんな私を見つけました。そこからのステップを教えていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。
しろさんからのご相談


しろさんこんにちはー、根本の弟子の市川亜希子と言います。

マルシェへのご相談をありがとうございますー!

本日のカウンセリング、どうぞよろしくお願いします。


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しろさんのおっしゃる通り、ラスボスおかん問題に突入されたんだなぁ、と私も思いました。

ところでしろさん、すてきですねー!
ご自分と向き合うために根本裕幸のブログ、本、セミナー、セッションと熱心に活用しておられるとのこと、

勉強熱心で、向上心と行動力がおありで、「情熱のオンナ」そのものだと感じます!


私はいつもこのマルシェでのご相談を読ませていただくと、

「この方のテーマはこれだ!」ってひらめきがあるんですけど、

私が感じたしろさんのテーマはこちらです。

「メタモルフォーゼ」

変容、変化、変身、脱皮、初恋から大人の恋愛へ、真のオーガズム。

そんなイメージを抱きました。

お母さんのつくってくれた世界から旅立って、

しろさんがご自分の肌身で芯からよろこびを感じることを可能にする世界を構築していくときなんじゃないかと思います。

いままではお母さんがいうがままに「みんなこうなんだから」で、なにもかも受け入れておられましたね。

しろさん、いい娘さんでしたね。
お母さんのことが大好きで、お母さんを尊敬して尊重してこられて、

からかってくるお父さんやお兄さんから身を挺してお母さんを守ってこられました。

実際からかわれたりばかにされたりしたのはしろさんでしたが、

お母さんもしろさんと同じ思いをしてらっしゃったんじゃないかなーと思うんです。

しろさんが自立系武闘派女子への道を邁進していかれた理由の、けっして小さくないひとつには

「お母さんを守りたかったから」

っていう気持ちがあったんじゃないかなー、って。


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しろさんはお母さんの特徴を「過保護でコントローラー」と教えてくださったんですけど、

過保護なのは愛情たっぷりだから。
コントロールしたがるのは、愛する人たちが満たされているのかどうか、不安でいっぱいだから。


とも、言い換えられると思います。

お母さんはとても女性性豊かで、魅力的な方なんだと思います。


一方でお父さんやお兄さんは男性性豊かですね。

男性性豊かな方って、愛しい存在に可愛いとか大切だとか言えないんですよね。

そのかわりに行動で愛情を示すみたいです。

「お前はもうしょうがないなー、俺がやってやるよ」

みたいに、バカにしてるような一言を加えることが多いです。

どうも、愛情を示す行動を取っている自分が恥ずかしいみたいですねー。

一方で女性性豊かな人は「可愛いね」とか言葉にして伝えることが得意ですね。

愛情表現って人それぞれで、「この人はどうなんだろう?」って、ホントにややこしくもおもしろいものですよねー!


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熱くて強いエネルギーを発しながら、お母さんへの愛を全身で示してくれるしろさん。

こんないい娘が生まれてきてくれて、しろさんのお母さんをうらやましく思います。

「親孝行はじゅうぶんしてもらってるよ、だからしろちゃんはもう、あなたの人生を好きなように生きていいんだよ。」


お母さんのすなおな気持ちはきっとこれです。


でも、すなおな気持ちをそのまま本人に伝えるのってすごくむずかしいですよねー。


しろさんのお母さんも間違いなく自立系武闘派女子だと思うので、

ホンネをしゃべりそうになったときには、無意識に武器を手にしたり、分厚い装甲を身にまとったりされるような気がします。


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さて、ご相談文に書いてくださった「しろさんのこれから」について。

お母さんと一緒に作ってきた繭のなかから、外の世界に羽ばたいていく時期です。

いままでは、なにを選ぶにしても「お母さんがよろこぶことかな?」っていう判断が無意識であったと思いますが。

これからは、なにを選ぶにしても「あたしはこれ、うれしいかな?」って、しろさんご自身に聞いてみてください。


あたしはこれ、なんとなくふわっと気持ちいいかな?
あたしはこれ、ふふって笑いがでるくらいゆるむ感じがするかな?
あたしはこれ、あー好きかも?って思えるかな?
あたしはこれ、おいしいなあってうれしくなれるかな?


そんなのはわりと感じてますよー!ぜんぜん余裕!って思われたら、じゃ、こっち。↓

あたしはこれ、どきどきするかな?
あたしはこれ、顔から火が出るくらい恥ずかしい?
あたしはこれ、ぞくぞくするなあ、手に入れたい?
あたしはこれ、おしりがぞわってなって逃げ出したくなるけど意地で向きあいたいほど好きかな?



ご自分のときめきアドバイザーになって、丁寧に丁寧にしつこくねちっこく、常に聞いてあげてください。

ホントに好き?
ホントにうれしい?
がまんしてない?
「みんなこうなんだから」って思ってない?


そしてね、これがキモです。


聞いたあとは、それを実行して、お礼を伝えてあげてください。


ホントにうれしい?
うん、うれしい♡
じゃあそれをやろう!
うん、ありがと♡

ホントに好き?
やっぱあんまり好きじゃないかも…。
じゃあやめとこう!
うん、ありがと♡


そんな会話を、ご自分のなかで何度も何度もしてあげてください。


しろさんの変身、きっと美しくセクシャリティに満ちたものになると思います。

たのしんでくださいねー!



今回は以上です。お読みくださってありがとうございました。

根本の弟子、自分責めのプロフェッショナルカウンセラー、市川亜希子でしたー。

ずっと罪悪感を抱えて、自己肯定感ひっくい人生を送ってきたんですけれど、いまは応援していただくことの修行をしています。よかったらサポートお願いします。いただいたサポートで土偶や土器の博物館に行きます。