【BUMP OF CHICKEN『Flare』の中に自分を見つける】
こんにちは。
小説ライターのかすがい りなです。
今日は私が最近よく聴く、大好きな曲について。
BUMP OF CHICKEN『Flare』は、2021年2月にバンド結成25周年を記念してリリースされた新曲です。
「Flare」の意味をWeblioで検索すると、
〈火炎が〉めらめら燃える,(風に当たって)揺れる.
だそう。
私としては、「めらめら燃える」より「(風に当たって)揺れる」の方がしっくりきます。
随分前に発売された『グングニル』や『ラフ・メイカー』のような、疾走感・触れると火傷しそうな程の情熱は感じないけれど、静かに燃えるロウソクの炎がぼうっと浮かび上がってくるような作品です。
曲調はゆったりめで、仕事のエンジンがかかり始めるときに聴くのがお気に入り。あまりテンポの速い曲だと、心が持ってかれて仕事にならないので(笑)
何より好きなのは、今の私にリンクするような歌詞です。
歌詞全てで作品の世界が作られているため、抜粋するのは難しいですが、あえてするのであれば、以下の3つ。
・一人じゃないと呟いてみても
感じる痛みは一人のもの
・ショーウィンドウに映る よく知った顔を
一人にしないように 並んで歩く
・どこにいるんだよ ここにいたんだよ
ちゃんと ずっと
この3つを選んだのは、自分と対話するような作品の歌詞の、エッセンスが詰まっていると感じたからです。
どれだけ日々を生きることが難しく厳しくても、寂しさを感じても、自分は自分の一番そばにいて見ていてくれる。
周りに認められなくても、自分が自分を見捨てないでいれば、「小さな灯火」は燃え続ける。
それを強く、静かに思い出させてくれる歌詞に、とても感動しました。
自宅で仕事をしながら子育てをしていると、自然に自分と向き合う時間が増えます。
その中で、くじけそうなとき、この曲を聴くと「自分だけじゃない」と励まされる気持ちになるのです。
まだ聴いたことのない方は、ぜひ聴いてみてください!
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