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AI時代のキャリア形成、「いろいろなことをやってみる」しかないのかも

AIがどんどん賢くなって、人間の仕事を代替するようになるこれからの時代。

私はライターですが、ライターの仕事も、大部分をAIが持って行ってしまいそうな気配を感じています。

もはやAIが代わりに稼いできてくれる、人間が全く働かなくていい時代がくればいいのですが、あと10~20年くらいはそうはいかないんじゃないかな。すると、やっぱり私たちは、AIにできない仕事をしながら、日々稼いでこなければならないわけです。

じゃあ、AIが台頭するこれからの時代、どんな風にキャリアを築いていけばいいのでしょう?

最近思うのは、とにかくいろいろな物事を見て、聞いて、やってみるしかないんじゃないか、ということ。


これはAIに「挑戦する女性」を指示したら出てきたアウトプット。天文学に挑戦する女性だそうです。

食わず嫌いをせず、怖がらず、ためらわずに、とにかくさまざまなことにチャレンジしてみる。

もちろん、全部が成功するわけではありません。むしろ、失敗するもののほうが大多数でしょう。でも、その中で残ったものが、これから自分が生きていくための生業になるのだと思うのです。

AIは、たしかに賢いです。古今東西、いろいろな情報を蓄えています。知識量で言えば、人間は絶対に勝てないと思います。

が、人間は考えて、創造する生き物です。AIは、膨大な情報を組み合わせて、それっぽいものを”作る”ことはできますが、人間のように過去のさまざまな経験と知識を脳みそというブラックボックスの中で混ぜ込み、1つのアウトプットを”創る”ことはできません。

人間のアウトプットのオリジナリティは、きっとそういう「脳みその中での知識や経験の混ぜ込み方」、つまり「知識や経験のつなぎ方」に表れるのだと思います。

だとすると、これからの時代は、いろいろな物事を経験している人、いろいろな物事を知っている人のほうが強い。躊躇せずにとりあえず試してみることができる人は、きっとAIに淘汰されることなく、AIを柔軟に操縦できる人、AIと同列比較されない仕事ができる人になれる。そんな風に思います。

ということで、私も引き続き、仕事を良い加減に調整しながら、時間を工夫して、「書くこと」だけにとどまらず、いろいろなことをやってみたいと思います。その中から、ライター+αでこれからの生業になるものが見つかったらいいな。

今日もお読みいただいて、ありがとうございました!

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市岡光子|物語を紡ぐストーリーテラー ✍ ライター・編集
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