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2025年は、ハッピーに道楽したい

年が明けると、毎年、その1年の目標やら生き方のテーマやらを定めるようにしています。

去年は春に家族のまあまあ重めな体調不良が相次いだこともあって、目標やテーマは全部達成できそうにないから反故にしてしまったのですが、今年はゆる~くテーマを掲げていこうかなと。このnoteには、私の今年の目標をまとめていきます。

基本的には自分用の備忘録かつ目標宣言noteなのですが(夢は100人に言うと叶うそうなので、目標も周囲に宣言して追い込むタイプ)、フリーランス、ライター、子育てママがどんな目標を立てるのか、気になる方のご参考となれば嬉しいなと思います。


年間目標を立てるのをやめた

のっけからやめた話で恐縮ですが、

目標については、先日読んだこの本↓↓↓

に従って、年間目標ではなく、短期から中期での目標設定に変えることにしました。

昨年秋から使っている『タイムコーディネート手帳』の考案者・吉武麻子さんが書いた時間術本『時間デトックス』。これまでに何冊もこういったジャンルの本を読んできましたが、内容が1番しっくりきたかもしれません。

睡眠時間をしっかり確保して、無理な朝活などはしようとせず、「自分にとって1番心地の良い時間とは何か」を追求する。そして、自分の手で何をすべきなのかを判断し、いらないものは手放していく。やりたいことは日々更新されていくし、行動しながら考えて、3カ月単位で目標を掲げてみる。

ざっくりとそんなことが書かれていたのですが、無理をしないことがベースにあるので、子育て中の私でも実践できそうです。

今年はこの本をバイブルとしながら、タイムコーディネート手帳を使って、自分にとって心地の良い時間の使い方を確立していこうと思います。

今年掲げる生き方のテーマは3つ

生き方について、今年は3つのテーマを掲げました。

年末年始、オーストラリアのケアンズで仕事のことは一切しないで、ただぼーっと過ごす中で、これからの働き方や暮らし方について、改めて自分の気持ちと向き合うことができました。

その結果、今年は

「身体感覚を使い、直感を研ぎ澄ます」
「小さく、複数の生業を育てる」
「頑張らない」

の3つをテーマに生きていこうかと思っています。

※余談※
ところで、ケアンズ、本当に素敵なところでした!穏やかな時間が流れていて、プールで遊んだり、コアラと触れ合ったりと、娘と現地でできることを目いっぱい楽しめました。子連れケアンズ旅行の情報、調べても少なかったので、今年中にどんなふうに手配したのか、どこに行ったのか、トラブル対処など記事を公開しようと思います。気になる方はぜひそちらをご覧ください。

シンプルに去年と一昨年、働きすぎた。

なぜ前述のようなテーマを掲げたのか。

「頑張らない」に関しては、理由はとてもシンプルです。

見出しにも書いたとおり、去年と一昨年、家族のために、自分の今後のキャリアのために、と働きすぎて疲れてしまったからです。

マジで、文字通り、働き過ぎでした。

朝8:30から稼働して、夕方の子育てタイムを終えて、21:00〜24:00まで仕事して……みたいな日がほぼ毎日襲ってきていた。

そしたら、私いま33歳なんですけど、年齢が上がるにつれて、そういう体に負荷をかける働き方ができなくなっていってしまったんです。

具体的には、昨年自主的に長めの冬休みに入るまでストレスで軽く不眠状態だったし、メンタル不調もやってしまって、何か大きめのプレッシャーがかかる仕事のときは、手足がしびれたり息苦しくなったり、パニック障害に近い症状が出てきてしまった。

大学のとき、自分の興味関心から精神医学や心理学について勉強していました。それゆえ、自分のメンタルの状況をわりと客観的に分析できるタイプ。

だから、そういう症状が出てきたら自分なりに対処して過度な悪化は防げるし、お医者さんに相談してお薬飲みつつで、日々の生活はなんとかなりはするのだけど、持続可能ではないなと思ったんです。

なので、今年はあえて頑張らないで生きることをここに宣言します。

AI時代だからこそ、「いまここ」にある身体に目を向けたい

「身体感覚を使い、直感を研ぎ澄ます」については、昨年のAIの急速な発展を目にして生まれてきたテーマです。

世の中にある仕事の多くは、コストやクオリティ、人手不足の観点から、きっといつかAIが大部分を担う日が来ると思います。

ただ、そうした流れの中でも、たとえばライターであれば、情景描写や身体感覚に基づいた言葉遣いはAIが苦手な部分のため、より人間らしさが求められる領域では、引き続き人間が仕事を担っていくことになるはずです。

すると、今の私にできることは、日々の生活の中で五感を研ぎ澄ますことなのかなと。

実は小説を書き始めたので、情景描写が上手くなりたいのもあります。そのためには、この目で見て、耳で聞いて、手で触って確かめたことを脳内にインプットしていきたい。

そしてそれは、娘と一緒にやることで、娘の育ちにもいい影響があるのではと思っています。

料理をしたり、編み物をしたり、細々した掃除をしたり。これまでは忙しさを理由に外注してきたものごとを、もう一度自分の手の中に取り戻して、日々をかみしめるように生きていきたいです。

ナリワイをつくり、つながりを増やしたい

「小さく、複数の生業を育てる」に関しては、頑張らないというテーマと少し関連しているのと、年末年始に読んだこの本から影響を受けて、テーマに掲げました。

詳しくはぜひ本を読んでいただきたいのですが、どんな仕事であってもグローバルな競争に晒される時代のなかで、自分の半径2メートルくらいのところにある困りごとに目を向けて、それを解決することが小さな仕事になるのではないかということがざっくり書かれています。

日々の暮らしの中にある困りごと。あったかくて気に入るデザインの靴下がない、とか。金太郎飴的な結婚式でつまらない、とか。自分の参加したい旅行ツアーがない、とか。家の外壁をそろそろ塗り替えたいけれど、気に入った色の塗料にしたい、とか。

そういうものを自分で解決していくことで、自分の生活力が上がり、同じような課題で悩んている人に小さなサービス提供ができるようになる。そしてそういう小さな仕事を複数組み合わせることで、日々不自由なく暮らせるだけの収入が得られ、いざとなったときに頼れるようなつながりも増えていく、ということなのです。

この本を読んで、AIの脅威に怯えていたこともあって、私は「次に目指す生き方はこれかもしれない」と思いました。

なので、今年はナリワイの種を育てることに力を入れようと思います。

今取り組んでいるのは、料理と編み物です。これまで外食したり、おかず配達サービスを使いまくっていたのだけど、昨今の物価高もあるので、外食やおかずサービスはほどほどにしつつ、自分の手で作ったものを食べる価値を改めて見直したいなと思います。外食していると、油にやられて気持ち悪くなったりすることもあるのですが、自宅で天ぷら揚げれば、軽めの揚げ物にできたりするものね。

あとは、今年中に洋裁も始めたいです。子のスカートやズボン、着せたいと思えるしっかりとした素材や長さのもので手頃な値段のものがないので、「ないなら作っちゃえばいいじゃない」というマリーアントワネット的な思考(違)でやってみようと思います。


ということで、今年のテーマはこんな感じ。
具体的にやりたいことについては、またいろいろあるので(何でもやりたがりマン)、別なnoteにまとめたいと思います。

ここまでお読みくださってありがとうございました!今年もよろしくお願いします。

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市岡光子|物語を紡ぐストーリーテラー ✍ ライター・編集
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