「1日8時間労働は効率的なのか?」という問いに対する意外な壁
今日、とある人と仕事の時間帯を聞いていたところ、
「朝9時半から午後6時半までです。まあ、6時半に帰れることはまずできませんが」
と言われた。これは8時間を超えることになり、一般的な会社と比較すれば長いかも知れないが、メディア関連会社としては別に長くはない。
かくいう僕も編集者だったころは、締め切り前には何日も家に帰らないことは普通だったし、彼の前の会社では1週間に1回しか家に帰らない先輩もいたという。メディア業界というのはブラックを超えたブラック企業で、そうでなければメディアが作れないという現実もあった。
しかし、これも昔のことで最近ではコンプライアンス的に労働環境が改善されているという話もある。どこま本当かわからないが、まあ、それはそれでいいことだ。
そんななか北欧の企業では1日8時間労働はおろか6時間労働にするケースも増えているという話がある。これは8時間労働では集中力を持続させて、働き続けるのが難しいのだという。
これもわからないでもない。僕も原稿を書いてる時間だけで考えれば、大くの日は1日5~6時間ぐらいしか働いていない気がするし、それでもかなり疲労してしまう。
何にしても8時間労働というのは時間の管理としてうまくない気がする。その理由は次のようなことだ。
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