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私がペンネームを変えた理由をお話しします。

私事ですが、先日数年間使い続けてきたペンネーム「宮波 壱飴」を現在の「七屋 糸」へ変更しました。

元の名前は私が本格的に小説を書き始めた頃から使ってきたもので、「宮波 壱飴=自分」という図式が完全に成り立っていたほど愛着がありました。

そこで今回はペンネームを変更した経緯をお話ししたいと思います。

そもそもなぜ「宮波壱飴」だったのか

まずはずっと使い続けてきた愛着のあるペンネーム「宮波 壱飴」がなぜ生まれたのか。

実はこれ、ぶっちゃけフィーリングなんです。

特にこれと言った由来とかありません。強いて言うなら「壱」という漢字と音が好きだったから。なんとなく「い」から始まる言葉の響きが好きなんですよね。

でもそれだけだと呼びづらいかな?と思って一文字付け足した結果が「壱飴」。"い"で検索した時に見た目の相性が良さそうな漢字を選んだだけ。

さらに言えば苗字の「宮波」は、その時ちょうど劇場版のエヴァ見てて「波」を使おう!と安易に影響されて、宮は語感が好きだったから拾ってみた。

はじめは名前だけで活動していたものの、やっぱり名前は苗字とセットかな〜と思って急遽決めました。

そんな「なんとなく」だらけのペンネームでしたが、なんだかんだと約7年間くらいはこの名前を使っていた。よくもったもんだ。

ペンネームを変えよう!と思い立ったのは

なんとなくで使い続けてきたペンネームですが、長年一つの不満があった。それは「呼びづらいこと」。

そもそもまず読み方は何が正解?と聞かれることが多いし、自分でも特に正解を決めていなかったから本当に使いづらい。

あってもないような、単なる署名のようなペンネームだった。自分自身、あまり作家さんとかの名前を覚えるのが得意な方ではなかったから、安易にそこまで拘らなくても〜とか思っていたけど、徐々にそれもどうなの?と思い始めました。

名は体を表す。呼べない名前はキラキラネームと同じ、と思ったら「早急に変えなきゃ」という気持ちになった。

もう一つ理由を挙げるとすれば、心機一転したかったから。

働き始めて早数年、ようやく生活も安定してきたなぁと実感する今日この頃。もっと現実的に、自分にできる範囲を少しずつ広げながら活動していきたいと思った。

そうなった時、以前の名前を使い続けていくのは、あまりにメリットが少ないように感じて、変更に踏み切ったわけです。

なぜ「七屋 糸」なのか

御察しの通りそれなりに雑な性格なので、変更後のペンネームも特にこれと言った由来はありません。

強いて言うなら「シンプル」で「書きやすい」、「覚えてもらえそう」な名前という条件を満たす中で、気に入った漢字を選びました。

現実に「七屋」さんがいるかどうかはわかりませんが、「ななや」でも「しちや」でも呼び方が想像できそうなこちらをチョイス。

あとは漢数字なら「七」がなんとなく縁起良さそうだし。

名前の「糸」は以前のペンネームと同じ理由、「い」の響きが好きなのと、「糸」はありそうでなさそう!な微妙なラインを攻められるかなーと思った次第です。

「七屋 糸」をよろしくお願いします

あり合わせで作った感じになってしまいましたが、これでも数日間考えて決めました。それなりに愛着が湧きそうです。

それに以前のペンネームもなんだかんだと七年くらいは使えたわけだから、新しいものも気をながーく使っていこうと思います。

自分の本名は自分では決められないけど、ペンネームは自分でいくらでも変えられる。第二の名前。だからこそ大切にしていきたい。

皆様にも末永く親しんでもらえるように頑張ります。




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