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「LINE(即興)」のMV感想

今日LINEMUSICで公開されたBUZZLAZARUOEMAI(バズマイ)の「LINE(即興)」のMVが素晴らしすぎたので、感想を書いていこうと思います。

なお、曲の感想は、過去にこちらのnoteで書いています。

前向きになれるストーリーがいい

LINE(即興)という曲は、好きな人に好きという一言を送れない、友達の関係が壊れるのが怖くて、一歩前に踏み出せない、そんな男性の心情を歌っています。
誰もが一度は経験したことのある淡い恋心が、LINEという日常に入り込んだアイテムで表現されたこと、そして即興ならではのストレートで嘘のない言葉で綴られたことで多くの人の共感を生んだのだと思います。
そこには、恋したが故の弱さや女々しさというニュアンスがあります。

ところが、このMVは、高校生を主人公にして、現代を生きる若者の背中を押す応援ソングとしてLINE(即興)を表現しています。
そして、都会から少し離れたハイソな住宅街で暮らし、カフェで勉強して、カラオケで友達と過ごす、そんな今の高校生像で「LINE」というアイテムを表現しています。(たぶん)

ともかく、清々しい。
見ていて気持ちが明るくなる。
そこにもはや女々しさはなく、何度でも繰り返し見て元気がもらえるようなMVになっています。

メンバー4人の位置関係がいい

このMVの映像制作を担当されたディレクターさんは、調べてみると嵐の「君のうた」やNMB48の「初恋至上主義」、TFGの「神様 お願い」を制作されています。
(他にもback numberやケツメイシ、くるりなど多数関わっているようですが、おそらくメインで監督されたのがこれらの作品かと思います。)
いずれもグループということもありますが、メンバーのナチュラルな表情と関係性を表現するのがうまい方なんだなと、素人ながらにも思いました。

LINE(即興)のメンバーショットのシーンでは、4人が円を作ってお互い向き合う形で歌っています。
「君のうた」や「初恋至上主義」におけるメンバーの距離感と比べると、少し遠くて、曲を一緒に奏でる以外のコミュニケーションはありません。
その位置関係がなんともお洒落で、また高校生を応援する優しさや余裕のようなものが感じられて、いいんです。

清々しい高校生が中心のMVは、前向きになれるけれど、大人が見るにはちょっと気恥しさもありますが、メンバー4人のショットが、ぐっと懐の深さを出してくれます。

個々のメンバーに思いをはせるとエモい

バズマイの4人は、それぞれが別々の領域で戦って、実力で地位を築いてきたメンバーです。

ビートボックスのTATSUYAさんは、24歳の若さで日本ヒューマンビートボックス協会を設立し、日本のビートボックスの発展を担ってきました。
ラップの晋平太さんは、バトルサイボーグと呼ばれるほどMCバトルに没頭し、「フリースタイルダンジョン」にて史上初の全ステージクリアを達成した覇者です。
ボーカルのずまくんは、事務所もないまま配信や営業で即興の力を磨いてきましたし、キーボードのゆゆうたさんは、ネットカルチャーの中で身を挺してチャンネル登録者数を伸ばしてきました。

その4人が一つのユニットになったことが、偶然なのか必然なのか。
別々のバックグラウンドで走ってきた4人がここで出会って、こんなに自然体で歌っているのかと思うと最高にエモいんです。

ともかく、最高のMVなので見てください。

BGMランキング1位になった「LINE(即興)」の楽曲もLINEMUSICで配信されています。

イラスト提供:りせっと


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東京在住の会社員です。