人の才能に気付く能力が高い。
「本当にそういうところすごいよね!」
心の底から想って言っても、
「またまた~~~」
「また言ってる!」
「そんなことないし!」
と言われることがよくあった。
私が自分の才能に気付いたのは中学生ぐらいの時だった。
多分私は、人の才能に気付く能力が高い。
才能なのか、魅力なのか。
私にはそれが輝いて見える。
だから、それを伝えたら、
「すぐ褒めるんやから~」
「何も出えへんで!」
「誰にでもそういうこと言って!」
的なことを言われるようになり。
なんだかゴマすりしているみたいで恥ずかしいのと、
八方美人、誰からも嫌われたくない、的な気持ちから
そう言っているように勘違いされたくなかったりして、
〈 あんまり人のこと褒めないでおこう 〉
となった記憶がある。
===
芸術系の大学に通い、卒業後にホームページの制作会社に入った。
クライアント企業の〈良いところ〉を見つけてリデザインする仕事だった。
未経験にも関わらず、びっくりするほど営業成績が良かった。
大手のIT系企業に転職し、ブランディングに関わり
そこから引き抜きを受けて、小さな会社だったけれどCOOを務めた。
一緒に働く人たちは、どの会社にいた時にも個性豊かだった。
私はできることもあるけれど、できないことが多い。
例えば事務仕事なんかは、まったく。
そういう仕事を的確にフォローしてくれる男性もいたし、
私がイメージしたものを具現化することに超絶に優れていた女性もいたし、
私の言葉をみんなに理解しやすく翻訳して伝えてくれる人もいた。
共通して言えることは、私のまわりの才能豊かな人たちは
「自分なんて・・・」
「いやいや、そんなことないんです」
「これぐらいのことしかできないんで・・・」
私には理解できなかったけれど。
彼らは本当に気付いているのだろうか。
才能がある人は、自分の才能を認めない人が多い。
まだまだ上がいるから?
謙遜や照れならいい。
でもひとつだけ感じることがある。
自分の才能〈良さ〉や〈強み〉に気付いていない人は
どこかでしんどくなっている。
それが恋愛なのか、家庭なのか、子育てなのか、出世なのか、
それはわからないけれど。
背伸びしている“かかと”を一度床におろしてほしい。
大丈夫。
私が保障する。
あなたは大丈夫。
===
会社という枠を超えて、自分の才能を発揮するために
今まで学んできた心理学を仕事にすることを決意した。
カウンセリングやコーチングは小手先の技術ではない。
(技術が必要ないというわけでは全くない。)
疑いのあるうちははじめない方が良いこともある。
でもこれだけは言える。
この文章を読んでくれたあなたは、もう準備ができている。
大丈夫。
私が保障する。
あなたがどんな選択をしたって、
あなたは大丈夫。
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