レポートが溜まっているのに育三郎について語るオタク《後編》


そしてそしてそ!し!て!
明日海りお様のご登場

とても長くなりますが私の明日海りお様との出会いを話させてください。

10年前。(やば)
当時小学生だった私は月組さんの「ジプシー男爵」を見に行きました。
宝塚ってメイクが濃いからファンじゃないと正直みんな一緒に見える。
……しょうがない。
私は今はもう見分けしかつかないですけども(笑)
当時の私はまだ小学生だし
ストーリーもあんまりわかんないし
なんかすんごいキラキラしてて人がいっぱいいて
なんかめっちゃ音楽が流れていて楽しくて
出待ちのスターオーラが皆様半端ないことだけは理解して
なんか無条件にときめいていた

そして、
みんな同じ顔に見えていた中でも唯一覚えていたのは、
赤いバンダナを巻いていた龍真咲さん
豚の人形をずっと抱えていた明日海りおさん

だったのです。

出待ちでmymotherがファンの方に
「どなたの出待ちなんですか?」と聞いたところ「龍真咲さんです」との返事が。

無邪気な私(10)「あ、なんか赤いの巻いてた人だ!」

ファンの方「この子!龍さん!わかってるわ!✨すごい!!!✨」

無邪気な私(10)「(褒められて調子に乗る)豚の人は明日に海って書いてた…

ファンの方「すごい!!あの方はあすみさんって言うんだよ!」

って教えてもらいました。懐かしや。
みりおちゃんあの役可愛かったな…

世界観に一気にどハマりした私はあらゆる組のDVDを見漁りました。
花組の真飛聖さんが大好きになり
(あなたの番ですにご出演されていたので育三郎と間接共演(違))

そこからは花組一筋に。
でも地元がおなじみりおのことは組が違えど
もちろん応援していたし、
花組にいる望海風斗様との番組での共演とか
娘役で一番好きな愛希れいか様と
ロミジュリしたりアリスしたりするし、
もうとにかく初めて覚えたジェンヌさんだし大好きで、ブロマイドは数え切れないくらい買った。(写真載せたいのに実家にある😭)

そんな明日海さんがしばらくして
私が応援している花組に組替えしてくることに。
我氏、大大大大大大万歳。
組替えは本人にとっては慣れ親しんだ組を離れなければならないひとつの試練なのですが、
我氏は大バンザイ。

花組でみりおがみれる!!!

そしてまあ私花組さんは全て観劇しておりましたので、
みりおがいる違和感も最初はあり、
常に誰かにくっついてるイメージだったからみりおちゃんトップかあ…大丈夫かな……
不安だろうな………でもだいもんいるしな…
とか余計な心配をガキがしておりました。

そして大劇場お披露目公演!「エリザベート」!!!!!!
皆様ご存知蘭乃はなちゃん(当時の相手役さんでした)はとても美しく立派で強い芯のあるはなちゃんらしいエリザ像。
そこにより一層ビジュアルが神がかっているトート閣下。低音も高音も絶妙に響かせて、えっこれがトップ大劇場お披露目!?!?これが初!?信じられない!!!!!!と思うくらい素敵でした。
懐かしいです………

もちろんポーの一族も見ていたので
1曲目は本当に嬉しかった…
哀しみのヴァンパネラ………
あ〜また生で聞けるなんて!!というかみりおちゃんの退団後初公の場が山崎育三郎の単独ライブってどんな巡り合わせ!?!?ここにいる私幸せすぎないか!?!?!?と情緒不安定なテンションMAXであの悲しい曲を聴いていました。聞きながら「みんな〜!!!これが明日海りおさんです〜〜」って叫びたかった。

二の腕が見れるくらいの太さになっていたことには安心。トップ時代細すぎたもん…
宝塚の知り合いがかなりいるのですが(突然の告白)
明日海さんはとても細いのに「もっと細くならなきゃ〜食べたら太っちゃう!」とかなりストイックだったというニュアンスのお話もよくよく聞いておりました…ここだけの話()

それましたが、
そこに居たのはエドガーそのもの。

役のスイッチへの切り替わりがスムーズで自然。
役なんだけど、ちゃんと自分を客観視できてるから魅せ方が完璧に把握できてるところも流石でした。全方向から見ても美そのもの。

世界の王からの闇が広がる
男役スイッチが入った瞬間がありましたが、
明日海さんってちゃんと面白い人なんですよ(何様)…

そんな明日海さんも見てみたい!そんなあなたにおすすめなのが『ME AND MY GIRL』!
東宝では芳雄兄さんがやられてましたね!!
でも私が一番好きな作品は『金色の砂漠』!
そしてちゃぴちゃんも好きなあなたは『アリスの恋人』!
はい話に戻ります。

世界の王は上手から下手にみりおが走った時、そこが銀橋(知らない言葉は辞書でひこう!())に見えてなんだかとても胸が熱くなった…
ちょっと男役のみりおが恋しいような…でもまたこうやって舞台に立ってくれる有り難さがしみるような…そんな気持ちでした。
世界の王見てそんなエモい気持ちになる人なかなかいない()

そして闇が広がる
まずは明日海トート×育三郎ルドルフ
明日海トートはさすがです、現役のまんま。
私には銀がかった白髪(はくはつ)のゆる巻のかつら、トートの衣装を着たみりおが見えました。
圧倒的な眼力でさっきまでのゆるさとは正反対の表情。あんなに細いのに仁王立ちがこんなに堂々としていてこんなに綺麗で、でも閣下感が出るのは長年の努力の賜物

一方の育三郎ルドはFNSぶり。
あの時のトート閣下はだいもん(望海風斗)だったな、、
だいもんとみりおという同室コンビ(音楽学校時代2人は同室で大の仲良しでした)を制覇する育何者なん…
またそんなお目目キュルキュルさせて歌わないで…
と見ていた。

そしたら2番に入る時に突然雷が落ちて2人が入れ替わる(文字にするととても軽い印象になるけどこれがとても素敵だった)
お目目キュルキュルだったいっくんが一気に豹変。
目付きが変わって目の奥にすごく熱くてでも冷血なものを感じた…しかも声がもう深くて厚みがあっていっくんじゃないみたいな声出してて、この前のプレイべからもしかしてまた進化した!?息をすごく多く使うようになっていて、シンプルに息だけで魅せる演出もあり、、、
こっわい表情も相まってほんとに黄泉の世界連れてかれそう(連れてって)

最後、いっくんがみりおの首元で首を絞める手の動きをするんだけど(どうでもいいけど指が長くてめっちゃ綺麗な手をしている)、息の根を止めるその時の表情がなんとも言えないセクシーさでこれが官能的なトートなのかと実感。


独り言ですが、いっくんが幻のトートと言われ「いつかね」とか「これからの」と言われると絶対に一瞬目を伏せるんだけどそれが帝劇コンからすごく気になっています。

そして最後に最優秀エンターテイナー賞を育三郎さん本人が自ら己に授与するといオチつき。
笑えたけど、それまでの出演作品や受賞歴を見て、
この人は本当にこの賞を受賞するべきだと思いました。
もうあげちゃう。絶対授与されて欲しい。

育がいなかったらFNSでミュージカル特集なんてなかったかもしれないし、
エールでこんなにミュージカル俳優が使われなかったかもしれないし、
これはオタクの傲慢ですか??
いやでもそう思います本当に。

育三郎さんがテレビ界の人たちをミュージカルの現場に引き連れてきてくれて、
ミュージカル界の仲間を率いてテレビにもやってきたんだなって、あ〜私この人推してて良かったあ!!!!!
って思いながら僕みゅ聞いてました。楽しみです。モーツァルト!

最後のダンスは、酔いしれてたなあ…
いっくんは音は確実だし、技術も間違いないからそこにのってくる演技とか表情が一層際立つ!
終演からそのままお泊まりした3人で「最後のダンス誰のアレンジが好きー?」なんて話してたのですが、
いっくんの「おーーーーーーれーーーーさーーーあーーーー」っていうのオシャレですよね。
確実な技術がないとできないのと、育三郎感強めなのがとても好きです。

いっくんがまるで支配したかのように花火が打ち上がりもんのすごい迫力!!!!!!!!あ〜武道館!!!!!!最高!

みんなで歌った栄冠は君に輝くも、君に伝えたいこと
しっとり楽しく、、、、
もう終わっちゃうんだな〜〜〜と寂しくなり、
あっ歌詞間違えたな…上手くはめたな…最後まで可愛いんだよな…頭に羽ついてんな……なんなんださっきとのギャップは…この人の魅力計り知れない……ときゅん。

いっくんにウインクしてー!とか見つめてー!とか大好きだしファンサして貰えた時の湧きレベルは天井超えてるけどまたベクトルの違うところで今回も天井を超えました。

私はどんな形であれ一緒に仕事をしたいし、
「一緒にしよう」って約束してもらったんです。
だから絶対夢を叶えたいし、

近くにいそうなことしてくれるのに
めちゃめちゃ雲の上にいる育三郎さんに早く追いつきたいなと…ライブ終わりっていつもこういう複雑な気持ちになります(笑)これわかるかな……ちなみに1人からは共感を得ている(笑)



そんな夢を叶えたいなら早く提出のレポートを書くべきだしこれを書いている場合ではなかったのだけれども(笑)
どうしても本っ当に!感動したので!
書かせていただきました!!!!!!!
突然のフィナーレです!
最後まで読んでくれて本当にありがとうございます!


また何かあったら更新します🍓🤍🤍

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